40歳以上の転職⇒№1:転職が難しい理由

仕事

 

40歳からの転職は難しいと言われます。

そして実際に難しいです。

 

転職業界や、40歳からの転職の難しさ、なぜ難しいのか? 40歳からの転職を成功させるためには、どんなことが必要なのか?

 

転職に関わる書籍を数多く読んで来て、感じていること、知っていること、そんなことから特に40歳以上で転職を希望される方々のためにシリーズ化してまとめていこうと思い立ち、ここに 「№1」 として、アップしていきます。

 

以下は本シリーズ記事の目次となります。

第一回 転職が難しい理由(本記事)
第二回 転職後の年収について
第三回 40歳の転職の行動実態
第四回 40歳の転職の行動実態ー2
第五回 40歳の転職の満足度と失敗談事例
第六回 40歳の転職を成功に近づけるポイント
第七回 求職者に求人企業が求めるもの

 

上手な転職をするためには、40歳からの転職の難しさを知識として理解することから始める必要があります。

本記事では、まず 40歳の転職がいかに難しいか を示していきますので、ご覧ください。

 

 

求職者と転職業界人の会話の一コマ

民間では転職サービスを展開される会社が多く存在しています。

そんな中で、数多くの求職者を扱ってきた転職業界の最前線で働いてきた方が言っていた実際の 求職者との会話の一コマ があります。

 

求職者:「40歳からの転職は可能ですか?」

転職業界人:「年収・労働環境・勤務地 等々、労働条件にこだわりがなければ、今すぐにも転職可能です。」

 

2010年代後半の現在、景気は上向き、人出不足が顕著 になってきています。

下記グラフをご覧ください。

 

有効求人倍率推移表

※厚生労働省-「一般職業紹介状況」 より

 

上記グラフは、有効求人倍率を時系列推移で見たグラフとなりますが、2009年に、100年に一度と言われた、リーマンショックにより 一度 0.47倍まで落ちた 有効求人倍率ですが、その後は右肩上がりで上がり続け、2018年9月には、1.64倍 という高水準の有効求人倍率となっています。

この背景には、日銀による異次元緩和による金余りもありますが、その他東京オリンピック開催によるインフラ整備やホテル等の宿泊施設の増設、日本の構造的問題点からくる、医療や介護の現場、保育関連の現場でも人不足は深刻化しています。

このような背景から、今の日本はどの業界も人が欲しいという状況下にあり、この高水準の有効求人倍率となっているのです。

 

本項 「求職者と転職業界人の会話の一コマ」 の冒頭で取り上げた、会話の一コマは上記のような状況で、「職業さえ選ばなければ、即 転職は可能」 なのです。

 

では、40歳以上で転職するのは全く問題ないのか。というとそうでもなく、実際には、年収や勤務地、労働条件 等、選ばず職を探す人はほとんどいない というのが現実です。

ここが、40歳以上での転職を難しくする要因 となります。

 

40歳以上の求職者の特徴

40歳以上の方々は家庭を持っている方も多くなっています。

子供もいるでしょう。大学生の子供から、まだまだ幼い子供を持っている方、様々だとは思いますが、そういう家庭環境が出来ていることもきっと関係しているでしょう。前述したように転職時に労働条件に条件を付す方の方が圧倒的に多いです。

年齢相当の生活レベルというものがありますので、これは当たり前ですね。

 

具体的には、以下のような条件を、”こだわり” として、付けることが多いです。

  • 年収は、最低でも現状水準を維持させたい。
  • 勤務地は今住んでいるところから、概ね30分以内で通勤可能な場所。
  • 業種・職種は今までと同じ。
  • 休みは今までと同等。

 

上記を見ると、傾向としては、職業に対し冒険はせず、現状を何とか維持させたいという、やはり消極的・保守的な条件が多いです。

この条件を、転職エージェント等に言わせると、前項 「求職者と転職業界人の会話の一コマ」での冒頭のやり取りは以下のようになるとのことです。

 

求職者:「40歳からの転職は可能ですか?」

転職業界人:「すぐには見つからないかも知れません。まずは、希望に合う求人があるかを探してみます。」

 

基本的に、転職エージェント系を展開する会社は、求職者が就職出来たら求人を出した企業から報酬を受けられます。このようなシステム上、エージェントが上記のように答えたら、かなり難しい状況にある と認識する必要があります。

場合によっては、見つからず半年以上経過するケースも少なくありません。

 

また、年齢から現職では管理職等に就いている方もいます。

そういう方は、少なからずプライドを持っていますので、転職エージェント側が提示する求人内容に対し、「こんな年収で働ける訳がない!」 と怒り出す人も少なくないそうです。

そういうような方が多い年代だからこそ、余計に転職活動が進まないという状況を生み出しています。

 

そういう方は、エージェント側が提示する求人では納得が出来ないため、ご自分で転職サイトへ登録し、求人を独自で見付けようとします。

転職サイトは自分で求人を探せるというある種のメリットはありますが、転職エージェント側も見付けらない好求人を自分ではなかなか見付けることは難しく、見る求人はどれも ”パッ” としないものばかり。月日ばかりが過ぎていき、そこまで来てやっと、転職相場を理解していきます。

更にそこまで来てやっと、再度転職エージェントへ相談し、大幅に条件を下げて提示してくる、ということが多くのパターンとして、40歳以上の転職の仕方として存在しています。

 

 

40歳以上の転職に対する市場の傾向

40歳以上の転職は厳しいということは上記までの求職者側の視点で見てきた内容だけでも既に分かってきたことではあると思いますが、具体的に40歳以上の転職市場(求人を出す側)はどういう傾向にあるのか?

 

かつて日本は、「終身雇用」 という言葉があるほど、転職自体は今ほど一般化していませんでしたが、現在の様相は既に変化しました。

下記グラフをご覧ください。

 

※dodaホームページ より

 

上グラフを見て分かるように、現代で転職をしたことがある人は、2人に1人という割合で存在し、転職を検討したことがある人も含めると、実に、4人に3人は転職について考えたことがあるというほど、転職はもはや当たり前 になりつつあります。

 

そんな中で、終身雇用が崩壊してからというもの、転職が一般化してから暫くは、20歳~30歳台が転職市場の主たる求職者でしたが、2010年代後半の現代は、求職者の年代幅が拡がりを見せ、求職者の内、40歳以上の方が 60%を超えると言うエージェントがいる ほど、転職市場の求職者の実態は変化してきています。

 

一方で、肝心の求人を出す側がどういう目線で、40歳以上の求職者を見ているか? ですが、現状は非常に厳しい状況が見えてきます。

法律では、求人募集に年齢制限を条件にすることが禁止されています。従って、年齢不問とする求人は非常に多いです。

これが、中年~高齢求職者に対し希望となっていますが、実態は年齢制限があると言って過言ではありません。

 

実際に、中年~高齢求職者であるという理由で、求職者の履歴書すら見ない、という選別方法は、企業によってはやられている ようです。

その割合(履歴書が年齢により見られない割合)は、求職者の年齢が上がるにつれ上昇し、40歳を起点に、およそ 5歳間隔で倍増していく という話も聞きます。

 

転職サービスを利用する人が、半年以内に就職していく人は、全体の 2割~3割程度と言われますが、そのほとんどが 20歳台~30歳台 ということですから、上記までの話と絡めて考えると、いかに 40歳以上の方の転職が難しい のかが分かるでしょう。

 

本記事を振り返り・・・

本記事の冒頭で言ったように、まずは40歳以上での転職事情がいかに厳しい状況なのかを説明させて頂きました。

 

以下に重要な概略をまとめます。

40歳以上で転職をする求職者は、消極的・保守的な転職理由が多い。
最近の転職市場は、40歳以上の求職者が過半数いる。
求人を出す側の企業は40歳以上の求職者の履歴書は見ない企業もある。

 

事実を知ることから始めるのが重要と考え、本記事を書きました。

転職を検討する人は、以上を念頭に入れ、転職活動を進めることが、転職への考え方や臨み方、効率の良い転職活動へと繋げるためには非常に重要となります。

 

また、前提として、年齢問わず、転職を検討したい場合、ハローワークよりも、転職エージェントや、転職サイトなど、民間の転職サービスを利用するのは必須事項 です。

その必要性は、別記事(←リンク)でも言っています。

転職するのならば、それらのサービスを利用することが大前提となりますので、転職を検討する方々は、効率的な転職をするように、民間の転職サービスを利用するようにしましょう。

 

本ブログでは転職先を探すための情報を展開しています。
下記リンク先で、転職サイトや転職エージェントを紹介していますので、大いに活用しましょう。

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次回で取り上げる案件として、まず下記をご覧ください。

  1. 年収は、最低でも現状水準を維持させたい。
  2. 勤務地は今住んでいるところから、概ね30分以内で通勤可能な場所。
  3. 業種・職種は今までと同じ。
  4. 休みは今までと同等。

 

上記は、本記事で取り上げた、40歳以上の人が転職時に付すと言われる条件です。

次回は上記の 1.年収は、最低でも現状水準を維持させたい。」(←リンク) について、もう少し掘り下げて見ていきたい と思います。

 

以上、うっちゃんでした。。

 

 

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