40歳以上の転職⇒№4:40歳の転職の行動実態-2

転職 - 総合

 

40歳以上で転職を希望される方々のためにシリーズ化している本記事 「40歳以上の転職」 は、今回で 4回目となりますが、今回は 前回の 「40歳の転職の行動実態」 から引き続き、40歳以上の人たちが実際の転職時の取っている行動の実態について見ていきます。

 

下表は本シリーズ記事の目次表となります。

第一回 転職が難しい理由
第二回 転職後の年収について
第三回 40歳の転職の行動実態
第四回 40歳の転職の行動実態ー2(本記事)
第五回 40歳の転職の満足度と失敗談事例
第六回 40歳の転職を成功に近づけるポイント
第七回 求職者に求人企業が求めるもの

 

 

転職先として応募した会社の数

この項目は重要なポイント になります。

本シリーズ 「40歳以上の転職」 の、№1 でも記載している通り、40歳以上の転職は難しいと言われる中、実際に転職をされている人たちは、どの位の数の会社へ応募して転職をしたのか?

この数字は、今後 同年代で転職を検討される人たちには非常に大切な “目安” となる はずです。

 

【男性】

まずは前回のように、男性から見ていきましょう。

下のグラフをご覧ください。

 

転職先応募会社数(正社員・正職員) 40歳以上 男性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」 より

 

まず、グラフを見て分かるように、応募会社数が 「1社」 という人が、40歳代では、4人に1人、50歳代では、2人に1人 という高確率で存在します。

これは、本シリーズの第三回 「№3:40歳の転職の行動実態」(←リンク) の、「転職経路」 の項で記したように、転職先として、家族や知人の紹介先にそのまま転職している人が比較的多くいる、ということと、弱冠数だが 1社のみの選考で転職する人がいること(後述)、及び、50歳代と高齢になると、一種の 「天下り」(これは、上記知人の紹介に一部当たる)があるのが理由です。

 

そういう 家族や知人を介した “コネ” が無ければ、10社以上に応募するのが一番多くなります。

実際、平均応募会社数を見てみると、40歳代では、10.6社 であり、上記 “コネ” を排除すれば、この平均値は更に上がる こととなります。

 

50歳代の平均は、6.2社 と、40歳代の人に比べれば少ないですが、応募会社数 「1社」 のパーセンテージを見れば、この位低いとしても、理解可能の範疇でしょう。

実際のところ 50歳代は、それまでの経験から、一種の 「天下り」 があります。そういう意味でも、応募会社数 「1社」 のパーセンテージは大きくなりますが、それを排除するとやはり、平均応募会社数は、10社を超えてくる可能性は高い と思われます。

 

【女性】

続いて女性を見ます。

 

転職先応募会社数(正社員・正職員) 40歳以上 女性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」 より

 

女性に関しても、傾向としては男性と同じですが、40歳代の 「1社」 数が、男性よりも多いです。

これは、男性で見られた理由とは少し異なり、本シリーズの第二回 「№2:転職後の年収について」(←リンク) の、「転職理由」 の項で記したように、男性ほど年収に対する執着心が薄く、労働環境を重視している人が多いこと、すなわち、女性の転職への自身が求めるハードルが男性ほど高くない のが理由です。

 

また、平均応募会社数は、40歳代で、11.1社 となっています。自身の職へ求めるハードルが低い人がいると言っても、そういう人ばかりではありません。

職に条件を付けるとなると、男性以上の厳しい転職活動環境になるのが女性の特徴 です。

その層が、この平均値の底上げ要因 となります。

 

50歳代では、男性のケースと傾向が弱冠ですが、違って見えるのは、統計の n数 が少ないためと考えられます。n数 が少ない以上、ここでは 「参考」 に留めておくのが無難と考えます。

 

【転職先として応募した会社の数-まとめ】

転職を考えるとき、当然応募しなければ転職は出来ません。

本シリーズの第一回 「№1:転職が難しい理由」(←リンク)でも記したように、40歳以上での転職は一筋縄ではいきません。

そういうことも含め、下記に本項をまとめますと、、

 

転職をする場合の転職先応募会社数は、15社程度へ応募することを覚悟しておいた方が良い。 

一方、転職先へ求める自身のハードルが低い(条件が労働環境程度)であれば、比較的スムーズに転職活動が進められる。

 

上記の通りと考えます。

 

面接や試験の選考を受けた会社の数

重要な項目が続きます。

続いて、実際に面接などを受けた会社数を見ていきます。

 

【男性】

それでは男性です。

 

応募先の選考を受けた会社数(正社員・正職員) 40歳以上 男性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」 より

 

上記のグラフは、本項の見出しの通り、応募先の企業の、面接や試験の選考を受けた会社の数を示していますが、これは ある状況との比較で見なければ、このグラフの持つ意味の把握はしにくいです。

従って、今度は以下の表をご覧ください。

 

応募先の選考を受けた会社数 ÷ 応募した会社数(正社員・正職員) 40歳代 男性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」を元に筆者算出

 

上グラフは、(応募先の選考を受けた会社数) ÷ (応募した会社数) をグラフ化したものです。

※40歳代のみを出しました。50歳代は40歳代と比べ、n数 少ないため、今回はグラフ化を省略しています。

上グラフを見ていくと、「3社」 と 「4社」 を境に、プラスマイナスが逆転しています。これの意味するところは以下となります。

  • 応募はたくさんしても、面接などの選考試験にまで行ける応募会社は少なくなる。

 

応募する会社数は、10社以上に応募 26.7% だったのが、実際は全ての会社の選考試験は受けられず、50%減の 11.8% まで落ちています。

一方で、1社に応募 25.8% だったのが、実際に会社の選考試験として、1社 しか受けられなかった人の割合は、37.3% まで増えています。これは、複数社応募したのにも関わらず、1社しか受けられなかった人が、4割~5割増しで増えている ことを意味しています。

 

実際、平均応募会社数は、10.6社 であったのが、応募先の選考試験を受けられた会社数の平均は、3.6社大幅に減っています。

すなわち、応募しても書類選考で落とされている ことを意味しています。

 

 

【女性】

続いて、女性のグラフを見てみましょう。

 

応募先の選考を受けた会社数 ÷ 応募した会社数(正社員・正職員) 40歳代 女性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」を元に筆者算出

 

女性でも、「3社」 と 「4社」 を境にプラスマイナスが逆転 します。

 

6社~9社 の項目が一転プラスに戻していますが、女性の統計の特に 「6社~9社」 は、n数 が少ないために、ノイズの可能性があります。

ここだけプラスに転じる理由はないことから、僕個人的にはやはり、本当のところは、この 「6社~9社」 の項目もマイナスではないか、と考えています。

 

【面接や試験の選考を受けた会社の数-まとめ】

この項目は、これから転職を考える人にとっては、転職へのモチベーションを保つ上で重要 となります。

 

40歳以上の人が転職に望むとき、平均応募会社数 10.6社 平均選考受験会社数 3.6社と、実に 7割近くが書類選考で落とされている ことになります。(40歳代 男性)

その事実を念頭に置いておくと、転職活動を行う心にゆとりが出来ます。

 

この項目を以下にまとめます。

 

40歳以上の転職で、実際に選考試験を受けることが出来る会社は、応募した会社の数の、3割程度。その事実をしっかり理解した上で、転職活動に臨む必要がある。

 

と、いうことになります。

 

内定をもらった会社の数

転職するには、会社から内定をもらわないと、ですね。

最も重要な 「内定をもらった会社の数」 を見ていきましょう。

 

【男性】

内定をもらった会社数(正社員・正職員) 40歳代 男性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」 より

 

内定がもらえた会社数は、圧倒的に 1社 が多い です。平均内定社数は、40歳代で、1.4社 50歳代では、1.3社となっています。

 

ここで、一番重要なのは 1社 しか内定をもらえなかったことではなく、求人への応募から、内定まで経緯です。

以下にまとめますと、、

内定 1社 に対する 選考試験受験会社数 及び 応募会社数 の割合
内定会社数(基準) 1  社
選考試験受験会社数 2.4  社
求人応募会社数 7.6  社

(正社員・正職員) 40歳代 男性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」 より

 

上表を見て頂ければ分かるかと思いますが、内定を1社もらうのに、選考試験は、2社~3社、求人の応募は、7社~8社 に応募する必要がある ということになります。

 

【女性】

続いて女性のグラフを下に示します。

 

内定をもらった会社数(正社員・正職員) 40歳代 女性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」 より

 

上グラフの傾向は、男性で見た傾向とほぼ同等でSHないでしょうか?

男性と同じように、以下の表も確認します。

 

内定 1社 に対する 選考試験受験会社数 及び 応募会社数 の割合
内定会社数(基準) 1  社
選考試験受験会社数 2.4  社
求人応募会社数 6.9  社

(正社員・正職員) 40歳代 女性

※リクルートワークス研究所-「ワーキングパーソン調査2014」 より

 

上表を見ると、内定 1社 に対し、求人応募会社数は、6.9社 と、男性に比べ 1社 近く少ない数字ですが、この違いは、本記事-「転職先として応募した会社の数」 で前述したように、職に求めるハードルが男性に比べ低いことが理由です。

 

男性に比べ、職に求めるハードルが低いのにも関わらず、7社 程度のお応募をして、1社 の内定という割合ですから、やはり 転職には根気がカギを握っている と言ってよいでしょう。

 

【内定をもらった会社の数-まとめ】

この項目は、その前の、「転職先として応募した会社の数」 と 「面接や試験の選考を受けた会社の数」 と絡めて考える必要がある項目で、この 「内定をもらった会社の数」 を含めた3つは、全て転職活動では繋がっています。

 

まとめると以下となります。

 

40歳以上の人たちが、内定 1社 をもらうために、入社試験を受けなければいけない会社数は、概ね 3社 であり、応募しなければいけない求人数は、概ね 8社 である。

 

20歳代前半の人は、1社 の内定をもらうのに応募する会社数は、概ね 3社 ~ 4社 です。

そういうところを比較すると、40歳代の転職はやはり 「根気」 が必要ということをしっかりと認識することが重要 です。

 

本記事を振り返り・・・

本記事では、前回に引き続き、40歳以上の人の転職行動の実態について見てきました。

前回以上に重要な項目であったと思います。

 

以下の本記事の概要をまとめます。

転職先として応募した会社の数
転職をする場合の転職先応募会社数は、15社程度へ応募することを覚悟しておいた方が良い。一方、転職先へ求める自身のハードルが低い(条件が労働環境程度)であれば、比較的スムーズに転職活動が進められる。
面接や試験の選考を受けた会社の数
40歳以上の転職で、実際に選考試験を受けることが出来る会社は、応募した会社の数の、3割程度。その事実をしっかり理解した上で、転職活動に臨む必要がある。
内定をもらった会社の数
40歳以上の人たちが、内定 1社 をもらうために、入社試験を受けなければいけない会社数は、概ね 3社 であり、応募しなければいけない求人数は、概ね 8社 である。

 

40歳以上の転職をテーマに、前回より 「転職の行動実態」 ということで見てきています。

次回は、転職された40歳以上の人たちは転職にどのくらい満足出来ているのか? それを確認するために 40歳の転職の満足度と失敗談事例」(←リンク) を見ていきます。

 

40歳以上の転職には本記事で見てきたように、「根気」 が必要 です。

初めから根気が必要だという認識を持つことで必ず打たれ強い心で転職活動に立ち向かえると思います。

 

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以上、うっちゃんでした。。

 

 

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