仕事が辞められない、辞めさせてくれなくてつらい場合の心得

ブラック企業

 

ブラック企業は、従業員を人と思っていません。

これは決して大げさではなく、色々な事例を見てみると痛いほど使用者側に血が通っていないのが分かります。

そういう企業は従業員を使い倒すことしか考えておらず、従業員の健康など度外視です。

 

今回は、そんなブラック企業を辞められない、辞めさせてくれない、というケースに陥り困っている人のために、そんな状況に対する「心得」という形でお伝え出来ればと思います。

 

 

なぜブラック企業から抜け出せないのか??

この問題は労働者側、会社側、それぞれの視点からの要因が内在しています。

 

辞めることが出来ない

これは労働者側の視点となります。

 

正社員でいなければならない

下表をご覧ください。

 

正規・非正規 割合(男女計)
  正規  非正規
2018年10~12月 61.9% 38.1%
2000年1~3月 86.7% 13.3%

※総務省統計局「労働力調査」を基に筆者作成

 

上表を見てお分かりのように、今から(2019年)約20年ほど前の非正規比率は、10%代で推移していたものが、現在ではおよそ3倍にまで膨れ上がっており、5人に約2人は非正規で働いているというのが現在の時代 です。

 

このような状況下ブラック企業の従業員にみならず、今の日本全体がなんとか 正社員でいたい、というのが一般的な考えでいます。

この考えは、若ければ若いほど強いはずであり、例え過酷な労働環境下にあろうとも正社員という身分は何とか維持したいという思考が意識的、無意識的に関わらず持たれ、結果 簡単には辞められない、ということに繋がってしまっています。

 

また、上表の通り非正規が身近になっている事実はこの表のようにわざわざ示さなくても、世間は肌で感じ取っています。

この事実は、家族などの身近な人のためにも 何とか正社員で頑張らなくてはならない、それが例えブラック企業であっても、やはり 簡単には辞められない、という心理状態に陥っているのが、現在の傾向として間違いなくあります。

 

転職に不安がある

前述した通り、正社員でいたい、という心理は若ければ若いほど強いはずです。

言い変えれば、年配の方は若者よりもその意識が低いです。この事実は以下のような発言に繋がります。

 

「最低でも、○年は今の仕事を続けろ。」

「すぐ辞めるなんて、今時の若者は甘えている。」

 

上記のような風潮は、ブラック企業に勤める若者にとっては、かなりのマイナスポイントです。

こういうことを言われることが分かっているから、ブラック企業と言えども、簡単に辞めてしまっては 次に正社員の職に就けるか不安になる ことになります。

これは、逆に言うと ブラック企業でも辞められない、ということに繋がります。

 

辞めさせてくれない

続いて会社側に視点から見ていきます。

 

次に就職への不安を煽ってくる

前項の【転職に不安がある】で綴った、「簡単に辞めたら次の正社員への職に就けるか不安」という従業員側に心理を逆手に取った手口で、従業員を辞めさせないように仕向けてくる企業が存在します。

 

どういうことかと言うと、従業員側は早期に辞めることで社会的信用を落とすことを気にしています。

ブラック企業はその心理に付け込み、「お前はこの会社を辞めたら次に入れる会社なんて無い。」「ここで辞めたら間違いなくプー太郎か、良くてもフリーターにしかなれない。」など、あることないことを平気で言ってきて、辞めることへのハードルは最大限に上げて来ます。

 

脅してくる

上記の事例でも、脅していると言えますが、ここではもっと直接的なことで脅してきて、辞めさせないように仕向けてきます。

 

具体的には、「お前が辞めると、会社側に損害が出る。もし辞めたら損害賠償請求をする。」と、平気で言ってくるブラック企業があります。

 

このように脅されてしまうと、言われた方は「本当に損害賠償させられてしまう。」という思考に陥り、過酷な労働環境下でも結局は辞められなくなってしまいます。

 

 

そんなブラック企業に対する心得とは?

ブラック企業に勤めていれば、早かれ遅かれ、心身に支障が出るのは確実です。

そういうブラック企業へに対し、そういう心構えで対応していけば良いのか? その心得へを見ていきます。

 

仕事は辞めることが出来る

企業からの脅しなどで周りにも気を配れなくなっている人が多いのが、ブラック企業で心身衰弱状態に陥っている人たちの特徴でもあり、意外にもこの当たり前のことすら分からなくなっていますので、敢えて強調させて頂きたいところとなります。

 

労働者はいつでも退職出来る!

 

これは、労働者の権利 です。

当然会社の許可など要りません。会社の規則に何て書かれていようが、これは労働者側が ”辞めたい” と願えば、いつだって辞めていいのです。

 

前述のケースのように、仮に会社側が「辞められると会社に損害が発生するので、辞めたら損害賠償請求をする。」と言っても、実際にその会社主張が認められて労働者側に損害請求されることなどあり得ません。

このような会社主張は、単なる ”脅し” に過ぎず、こき使える人材が欲しいがために言っている、ということを認識しておく必要があります。

 

会社が何を言っていようが、誰でもいつでも仕事は辞めていいのです。

 

転職時には前職を辞めた理由を説明出来るようにしておく

ブラック企業から辞められない理由に、早期退職などが転職活動への足かせになると考えてしまう、ということは前述した労働者側の心理です。

 

ですが、考えてみて欲しいのは、ブラック企業は社会問題化している 案件です。

ひと昔前であれば、異常企業の存在が闇に紛れ、それこそ転職活動に支障が出ていた時代もあったことでしょう。しかし、そのような企業は今や白日の下にあり、転職事由に相当するのは誰が見ても明白です。

転職の理由を説明さえすれば、転職先企業の面接官も必ず理解してくれます。

 

つまり、仮に早期退職したとしてもブラック企業からの脱却であれば、問題になることはほとんどありません。

 

経験されたことを説明するだけですので、当事者にとってはいとも容易いことだと思います。

 

何も考えられなくなる前に転職してしまう

上記までの通り、仕事はいつでも辞められます。

労働者側が仮に法に触れるようなこと(横領しているなど)が無ければ、会社側から損害請求が実際にされることなどありません。

 

ですが、労働者側は会社から言わば「支配」されている精神状態ですので、このようなこと(損害賠償など)が実際にされてしまう、と錯覚します。

しかし、そんなことは繰り返しますが、あり得ませんので、いかに早い段階で退職するかが心身の健康を維持するためにも最重要 となります。

 

精神の壊れ具体が進行すると、会社を辞める という思考が停止し、一刻も早くこの地獄から逃れたい、という考えへ変化し、この思考が最大に達すると 過労自殺 などの最悪なケースへと発展します。

※実際に事件化するケースはこの状態になってしまった労働者です。この一歩手前で心身ともに疲れ切って転職するにもどうしたら良いか分からなかった、という転職経験者も多くいます。

 

こうなる前に転職活動へと一歩進むことを真剣に考えてほしい と考えます。

 

転職活動は、もちろん 最短最速 に進める必要があります。

そのためには、効率的に転職活動を進めなければいけません。具体的には「転職サイト」や「転職エージェント」などの転職支援サービスを利用しますが、その具体的な方法は下記で詳細に記していますので、早い段階で転職活動へと前進しましょう。

 

効率的な転職方法

非正規社員が正規社員を目指す最も実現性が高い方法

 

以下では、色んな業種に対して、筆者厳選の転職支援サービスを紹介しています。上記記事同様、転職を本気で検討したい方は必読と考えます。

 

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ブラック企業は従業員を使い捨てにします。使えなくなるまで使い、使えなくなったら自主退職するように仕向けて来ます。

人を人とも思わない企業のために働いて自分だけ心に後遺症を残す必要など全くありません。なるべく早い段階でこちらから見切りを付けるべきと考えます。

 

このままブラック企業へ勤め、今後の人生を棒に振りますか??

 

イヤなら転職しましょう。

 

最後に・・・

ブラック企業は現在のところまだまだ多くあるのが実情でしょう。

そして、この先もなかなか無くならないとも感じています。

 

労働者側からこの事実に向き合ったとき、いかにそういう企業から早く脱却するかがやはり最重要のことと思います。

 

ブラック企業に苦しめられている人々が、一人でも多くブラック企業より脱却していくことを心より願っています。

 

以上、うっちゃんでした。。

 

 

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