冬のボーナスの平均。みんないくらもらってるの??【2018年版】

収入・貯蓄

 

2018年も夏のボーナスは既に頂き、早いもので冬のボーナス時期となりました。

 

2018年夏のボーナスの平均額は、967,386円 と報道されました(経団連発表)が、「んな、バカな!」 ということで、世間の実態を調査し、以下であることを以前 別記事(←リンク) で報告しました。

 

ボーナス額 【平均】 (民間)
報道 967,386 円
全国 371,010 円
※注1 383,879 円
ボーナス受給者のみ 451,351 円
就労者全体 (未受給者含む) 262,624 円

 

ボーナス額 【中央値】 (民間)
ボーナス受給者のみ 340,000 円 前後
就労者全体 (未受給者含む) 240,000 ~ 290,000 円

※当ブログ-「みんなボーナスいくら??年間受給額の平均は??徹底リサーチ【2018年版】」 より
※注1:当ブログで上記を投稿したあと、厚生労働省より発表された資料により判明した額。

 

今回 見ていきたいのは、2018年の冬のボーナスはどうなのか? ということです。

早速一緒に見ていきましょう!

※2019.06.09 追記
2018年のボーナスがどういう水準であったのか? 政府統計結果が発表されていますので、それを元に【2018年完全版】として新しく記事を起こしました。
また、2019年 夏のボーナスが近づいてきたことに伴い、【2019年 夏のボーナス版】として下記記事を起こしています。

 

【2018年完全版】ボーナス平均。みんないくらかが分かった!!

夏のボーナスの平均を徹底調査。みんなの相場は?【2019年版】

 

 

報道の 2018年 冬のボーナス平均額は??

2018年冬のボーナス平均額は、以下であると報道されました。

 

【報道】2018年冬のボーナス平均額 「956,744円」

 

口に含んだものを吹き出しそうな額ですが、これを鵜呑みにしてはいけません。

何故ならば、この平均額を出しているベースとなる対象企業が世間を捉えてなどいない からです。

具体的なベースとなった対象企業は以下となります。

 

東証一部上場企業で従業員数 500人以上の企業、255社を対象に、回答が得られた 74社で出した平均ボーナス額。

 

上記を見てどう思いますか? ただの大手企業の自慢に思いませんか?

ただの “ひがみ” と言えばそうなのですが、僕はそう思ってしまいます。

ですが、上記対象の企業はこの水準を貰っているのは事実でありますし、この報道はいつもと同じですので、「こういう報道がされました」 という紹介に過ぎません。

 

以下の表をご覧ください。

 

企業分類 企業数割合 従業員数割合
大企業 0.3 % 29.9 %
中規模企業 14.6 % 46.6 %
小規模企業 85.1 % 23.5 %

 

上表を見て分かるように、元々 大企業に勤めている方は、就労者全体の 3割 しかいない上に、報道の対象企業は、上表の大企業の中に含まれるのはもちろん、その中でも更にワンステップもツーステップも格上の東証一部に上場している企業の内のごく一部を対象としています。

この発表は、経団連 が集計している結果なのですが、それを大々的に報道するのは、疑問しかありません。そんな報道を見ても 「ふ~ん、良かネ。」 で終わります。

 

世間が知りたいのは、やはり 「自分のボーナスが、日本全体の中でどういう水準にあるか?」 ということではないでしょうか?

今回も、そこを見ていきましょう。

 

日本全体の冬のボーナス平均受給額はこれだ!!

今回も前回に引き続き、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)より発表されている資料を元に、日本の 2018年 冬のボーナスの実態を紐解いていきたいと思います。

引用・参照していく資料は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 経済レポート 「2018年 冬のボーナス見通し」※以下本資料 となります。

 

冬季ボーナス支給企業の平均

本資料によれば、2018年 冬のボーナス、民間企業の平均支給額は、以下の表の通りに予想されています。

 

産業別 一人平均支給額 支給労働者数 支給労働者割合
民間企業全体 392,103 円 4,217 万人 83.5 %
 ・製造業 532,858 円 724 万人 --
   ・非製造業 362,437 円 3,483 万人 --

2018年 冬のボーナス平均支給額予想
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2018年冬のボーナス見通し」 より

 

上表を見て頂ければ分かるように、報道の数字には到底及ばない数字が上表には示されています。

上表の平均値は、上場企業のみではなく、事業所規模が 「5人以上」、更に 「ボーナスの支給がある事業所で働く常用雇用者」 を対象 としています。

ボーナスの平均を出す上で考えた時に、対象範囲としては、ほぼ現実の 日本のボーナスの実態を網羅できるレベル になっている と考えて良いでしょう。

 

中身を見ていきますと、「民間企業全体」 の予想は、392,103 円 となっていますので、報道平均額の実に 4割程度 の額 です。

これが、実態であり報道がいかに意味を成していないかが分かるのではないでしょうか?

 

しかし、それでも上記の結果は 昨年度比で、3% ほど支給額が増える ことになります。

 

冬季ボーナスを受給者の平均

前回の記事 同様、本資料をもう少し紐解いていくと、「支給労働者割合」 は、83.5% となっています。

一方で本資料の平均は、一部前述しましたが以下の条件の下で出されています。

  1. 民間企業(5人以上の事業所)
  2. ボーナスを支給する事業所で働く全常用労働者(支給労働者数)
  3. 2.にはボーナスの支給を受けていない労働者も含む

 

上記、3.からボーナスの支給を受ける者だけで見ると当然平均値は上がってきます。

具体的には以下となります。

 

冬のボーナス支給額 一人平均支給額
民間企業全体 469,584 円

2018年 冬のボーナス平均支給額予想(ボーナス受給者のみ)
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2018年冬のボーナス見通し」 を基に筆者独自に算出

 

上記は、ボーナスを貰っている人のみを対象とした平均ですので、上表で示す、約470,000円 以上を 2018年 冬のボーナスで貰っている人は、日本で平均以上のボーナスを貰っている と判断して問題ありません。

この場合でも、報道額のおよそ半分 です。

 

冬季ボーナス企業規模別平均

続いて、企業規模別ではどうでしょうか?

冒頭で紹介した、報道の平均額は、従業員500人以上の大企業の中の更に一部の大企業の平均額でしたが、その大企業も含めた 各企業の従業員数別平均ボーナス額は以下と推測します。

 

企業規模 一人平均支給額
500人以上 678,793 円
100人 ~ 499人 452,759 円
30人 ~ 99人 357,946 円
5人 ~ 29人 277,699 円

2018年 冬のボーナス平均支給額予想(企業規模別)
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2018年冬のボーナス見通し」及び 厚生労働省-「毎月勤労統計調査」 を基に筆者独自に算出

 

上表によると、まず 500人以上の企業の額が最も高い水準 であることが分かります。

企業が大きくなればなるほど、年収が高くなる傾向は昔からあり、それは今も全く変わらないという事実を示しています。

ですが、冒頭の報道の平均額のおよそ7割の水準です。報道の平均額の高さが引き立ちますが、前述した、日本本来の平均額 「ボーナス受給者のみ」を対象とした、平均額と比べれば、4割ほど高い水準 であります。

さすが、大企業のボーナスと言えるでしょう。

 

一方で、30人未満の企業では、他と比べると低い水準 であることは否めません。

日本本来の平均額 「ボーナス受給者のみ」を対象とした、平均額と比べても、4割低い水準 です。大企業(500人以上)と比べてしまうと、半分以下(6割減)の水準 であります。

 

 

まとめ

2018年 冬のボーナスの各平均を見てきました。

以下にまとめます。

 

2018年 冬のボーナス平均額【報道】
956,744 円

 

民間企業全体の冬のボーナス平均額(支給企業対象・未受給者含む)
民間企業全体 392,103 円
民間企業の内・製造業 532,858 円
民間企業の内・非製造業 362,437 円
上記は、前年度比 +3% の支給額の増額。

 

2018年 冬のボーナスの支給がある人のみの平均額
469,584 円

 

企業規模別 冬のボーナス平均額
500人以上 678,793 円
100人 ~ 499人 452,759 円
30人 ~ 99人 357,946 円
5人 ~ 29人 277,699 円

 

大企業の水準は、平均的に中小企業のそれと比べれば非常に高いです。

中小企業でボーナスや給料の水準の高い会社は存在しますが、100人未満の中小企業の平均値が、民間企業全体の平均値に届かないというのは、やはり 中小企業でも大きい会社や大企業の少数派が平均値を引き上げる 構図は、ボーナスに関しても同じです。

 

今後のことをしっかり考えよう。

収入というのは最終的には 「年収」 で見るべき と考えます。

なぜならば、ボーナスは業種により多い・少ないがあります。月給は比較的多いけど、ボーナスは比較的少ない。。こういうことがあるからですね。

 

平均年収・中央値は?正社員は?非正規は?まとめました!

 

とは言うものの、ボーナスの額は年収を占めるパーセンテージが高いため、ボーナスが出ない、平均と比べ大きく下回っているなんてことがあれば、他の人より大きく年収が低くなることは覚悟しなければいけません。

そんな中 仮にボーナスが上がる(年収アップ)とすれば、色々なことが出来るようになります。

バイクが趣味の人は、バイクいじりも今まで以上に出来るようになるでしょうし、家族を持っている方は、子供のための支出を増やせるようになります。長期連休では、家族旅行も行けなかったのが行けるようにもなるでしょう。

キャリアアップを狙っている人も同様です。

キャリアアップからの年収アップで、1ランク上の車に乗ることも可能になるかも知れません。

 

また、逆に収入が低くなるということを別の視点から言うと、老後生活が心配です。

もちろん目先の生活が心配されるほどの低年収の方もいますが、老後というところに焦点を当ててみますと、現段階で老後生活に必要な金額は、2,000万円程度必要 と考えます。更に、老後がまだまだ先の若い世代の方が老後を迎える頃には、この老後に必要な金額は、更に膨れ上がっていることでしょう。

 

老後破産しないための貯蓄額は?

 

結婚や子供のことで支出もあるでしょうし、車もあと何台買わないといけないのか?また、家が欲しい人は、その分の支出も嵩んできます。

現在の年収で、こういう老後資金までを用意しておくことが出来る。と自信を持って言える人はどのくらいいるでしょうか?

 

お金が無いのは悲惨です。心配な方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

 

本業の年収を上げるためにやれることの全て
生活出来ないほどの収入しかなかったら、生活レベルを下げていく必要があります。しかし、収入が増えるのであれば、生活レベルを下げる必要もなくなるかも知れませんし、むしろ、レベルを上げることも可能かも知れませんよね。ここは年収を上げたい人のための記事になります。

 

最後に・・・

今まで見てきたように、企業間格差は依然大きいと感じる結果でしたね。

ですが、この傾向はこれからも続きます。

 

また、非正規の人はそもそもボーナスが通常ありません。

ボーナスは年収に大きく影響するものですが、この収入がないということは、雇用が安定していない以前の問題です。そういう現実を踏まえ、どう行動していくかが今後の未来を左右していくと考えます。

 

非正規男性が結婚相手や子供へ与える影響

単身派遣社員の生活水準

 

最後に冒頭でもお知らせしたように、2018年のボーナスの全容が分かったので【2018年完全版】として、 2019年 夏のボーナスが近づいてきたことに伴い、【2019年 夏のボーナス版】として下記記事を起こしています。

 

【2018年完全版】ボーナス平均。みんないくらかが分かった!!

夏のボーナスの平均を徹底調査。みんなの相場は?【2019年版】

 

以上、うっちゃんでした。。

 

 

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