冬のボーナスの平均。みんないくらもらってるの??【2018年版】

2018年も夏のボーナスは既に頂き、早いもので冬のボーナス時期となりました。

2018年夏のボーナスの平均額は、967,386円 と報道されましたが、「んな、バカな!」 ということで、世間の実態を調査し、以下であることを以前 別記事(←リンク) で報告しました。

ボーナス額 【平均】 (民間)
報道 967,386 円
全国 371,010 円
※注1383,879 円
ボーナス受給者のみ 451,351 円
就労者全体 (未受給者含む) 262,624 円
ボーナス額 【中央値】 (民間)
ボーナス受給者のみ 340,000 円 前後
就労者全体 (未受給者含む) 240,000 ~ 290,000 円

※当ブログ-「みんなボーナスいくら??年間受給額の平均は??徹底リサーチ【2018年版】」 より
※注1:当ブログで上記を投稿したあと、厚生労働省より発表された資料により判明した額。

今回 見ていきたいのは、2018年の冬のボーナスはどうなのか? ということです。

早速一緒に見ていきましょう!

※2019.05.22 追記
2019年 夏のボーナスが近づいてきたことに伴い、【2019年 夏のボーナス版】として下記記事を起こしています。

夏のボーナスの平均を徹底調査。みんなの相場は?【2019年版】

宜しければどうぞ!

報道の 2018年 冬のボーナス平均額は??

2018年冬のボーナス平均額は、以下であると報道されました。

【報道】2018年冬のボーナス平均額 「956,744円」

口に含んだものを吹き出しそうな額ですが、これを鵜呑みにしてはいけません。

何故ならば、この平均額を出しているベースとなる対象企業が世間を捉えてなどいない からです。

具体的なベースとなった対象企業は以下となります。

東証一部上場企業で従業員数 500人以上の企業、255社を対象に、回答が得られた 74社で出した平均ボーナス額。

上記を見てどう思いますか? ただの大手企業の自慢に思いませんか?

ただの “ひがみ” と言えばそうなのですが、僕はそう思ってしまいます。

ですが、上記対象の企業はこの水準を貰っているのは事実でありますし、この報道はいつもと同じですので、「こういう報道がされました」 という紹介に過ぎません。

以下の表をご覧ください。

企業分類 企業数割合 従業員数割合
大企業 0.3 % 29.9 %
中規模企業 14.6 % 46.6 %
小規模企業 85.1 % 23.5 %

上表を見て分かるように、元々 大企業に勤めている方は、就労者全体の 3割 しかいない上に、報道の対象企業は、上表の大企業の中に含まれるのはもちろん、その中でも更にワンステップもツーステップも格上の東証一部に上場している企業の内のごく一部を対象としています。

この発表は、経団連 が集計している結果なのですが、それを大々的に報道するのは、疑問しかありません。そんな報道を見ても 「ふ~ん、良かネ。」 で終わります。

世間が知りたいのは、やはり 「自分のボーナスが、日本全体の中でどういう水準にあるか?」 ということではないでしょうか?

今回も、そこを見ていきましょう。

日本全体の冬のボーナス平均受給額はこれだ!!

今回も前回に引き続き、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)より発表されている資料を元に、日本の 2018年 冬のボーナスの実態を紐解いていきたいと思います。

引用・参照していく資料は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 経済レポート 「2018年 冬のボーナス見通し」※以下本資料 となります。

冬季ボーナス支給企業の平均

本資料によれば、2018年 冬のボーナス、民間企業の平均支給額は、以下の表の通りに予想されています。

冬のボーナス支給額 一人平均支給額 支給労働者数 支給労働者割合
民間企業全体 392,103 円 4,217 万人 83.5 %
 ・製造業 532,858 円 724 万人 --
   ・非製造業 362,437 円 3,483 万人 --

2018年 冬のボーナス平均支給額予想
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2018年冬のボーナス見通し」 より

上表を見て頂ければ分かるように、報道の数字には到底及ばない数字が上表には示されています。

上表の平均値は、上場企業のみではなく、事業所規模が 「5人以上」、更に 「ボーナスの支給がある事業所で働く常用雇用者」 を対象 としています。

ボーナスの平均を出す上で考えた時に、対象範囲としては、ほぼ現実の 日本のボーナスの実態を網羅できるレベル になっている と考えて良いでしょう。

中身を見ていきますと、「民間企業全体」 の予想は、392,103 円 となっていますので、報道平均額の実に 4割程度 の額 です。

これが、実態であり報道がいかに意味を成していないかが分かるのではないでしょうか?

しかし、それでも上記の結果は 昨年度比で、3% ほど支給額が増える ことになります。

冬季ボーナスを受給者の平均

前回の記事(←リンク) 同様、本資料をもう少し紐解いていくと、「支給労働者割合」 は、83.5% となっています。

一方で本資料の平均は、一部前述しましたが以下の条件の下で出されています。

  1. 民間企業(5人以上の事業所)
  2. ボーナスを支給する事業所で働く全常用労働者(支給労働者数)
  3. 2.にはボーナスの支給を受けていない労働者も含む

上記、3.からボーナスの支給を受ける者だけで見ると当然平均値は上がってきます。

具体的には以下となります。

冬のボーナス支給額 一人平均支給額
民間企業全体 469,584 円

2018年 冬のボーナス平均支給額予想(ボーナス受給者のみ)
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2018年冬のボーナス見通し」 を基に筆者独自に算出

上記は、ボーナスを貰っている人のみを対象とした平均ですので、上表で示す、約470,000円 以上を 2018年 冬のボーナスで貰っている人は、日本で平均以上のボーナスを貰っている と判断して問題ありません。

この場合でも、報道額のおよそ半分 です。

冬季ボーナス企業規模別平均

続いて、企業規模別ではどうでしょうか?

冒頭で紹介した、報道の平均額は、従業員500人以上の大企業の中の更に一部の大企業の平均額でしたが、その大企業も含めた 各企業の従業員数別平均ボーナス額は以下と推測します。

企業規模 一人平均支給額
500人以上 678,793 円
100人 ~ 499人 452,759 円
30人 ~ 99人 357,946 円
5人 ~ 29人 277,699 円

2018年 冬のボーナス平均支給額予想(企業規模別)
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2018年冬のボーナス見通し」及び 厚生労働省-「毎月勤労統計調査」 を基に筆者独自に算出

上表によると、まず 500人以上の企業の額が最も高い水準 であることが分かります。

企業が大きくなればなるほど、年収が高くなる傾向は昔からあり、それは今も全く変わらないという事実を示しています。

ですが、冒頭の報道の平均額のおよそ7割の水準です。報道の平均額の高さが引き立ちますが、前述した、日本本来の平均額 「ボーナス受給者のみ」を対象とした、平均額と比べれば、4割ほど高い水準 であります。

さすが、大企業のボーナスと言えるでしょう。

一方で、30人未満の企業では、他と比べると低い水準 であることは否めません。

日本本来の平均額 「ボーナス受給者のみ」を対象とした、平均額と比べても、4割低い水準 です。大企業(500人以上)と比べてしまうと、半分以下(6割減)の水準 であります。

まとめ

2018年 冬のボーナスの各平均を見てきました。

以下にまとめます。

2018年 冬のボーナス平均額【報道】
956,744 円

民間企業全体の冬のボーナス平均額(支給企業対象・未受給者含む)
民間企業全体 392,103 円
民間企業の内・製造業 532,858 円
民間企業の内・非製造業 362,437 円
上記は、前年度比 +3% の支給額の増額。

2018年 冬のボーナスの支給がある人のみの平均額
469,584 円

企業規模別 冬のボーナス平均額
500人以上 678,793 円
100人 ~ 499人 452,759 円
30人 ~ 99人 357,946 円
5人 ~ 29人 277,699 円

大企業の水準は、平均的に中小企業のそれと比べれば非常に高いです。

中小企業でボーナスや給料の水準の高い会社は存在しますが、100人未満の中小企業の平均値が、民間企業全体の平均値に届かないというのは、やはり 中小企業でも大きい会社や大企業の少数派が平均値を引き上げる 構図は、ボーナスに関しても同じです。

ボーナスアップを狙う

収入というのは最終的には 「年収」 で見るべき と考えます。

なぜならば、ボーナスは業種により多い・少ないがあるからです。月給は比較的多いけど、ボーナスは比較的少ない。。こういうことがあるからですね。

※平均年収について、詳細な情報が知りたい人は ーー→ こちら

とは言うものの、ボーナスの額は年収を占めるパーセンテージが高いため、ボーナスが出ない、平均と比べ大きく下回っているなんてことがあれば、他の人より大きく年収が低くなることは覚悟しなければいけません。

どうすればボーナスをアップさせられるのか?

考えてみましょう。

1.同じ会社に永く勤める

今勤めている会社、これから勤める会社に永く勤める。。

これはボーナス額の底上げをさせるためには必要となります。通常会社には、構造維持分の定期昇給とベースアップがあります。どちらも自分の給料が上がる訳ですから、それに伴って頂けるボーナス額も増えます。

また、永く勤めることにより、役職が付き、更に出世していくこともあるでしょう。

出世することで、その分ボーナスの底上げがされるはずです。

但し、いずれにしても、これには会社の業績が伴っていることが条件 となります。

会社側には、ボーナスを支払う義務がありません。従って、業績が悪い会社はボーナスが出ないということがよくあります。

前述したように、ボーナスは年収を占める割合が大きいため、ボーナスが出ない場合、簡単に20%~30%程度の年収ダウンを見込まないといけなくなります。

「今年はあれが欲しいなぁ・・あんなところに行きたいなぁ・・」という、年間プランは大幅な修正を余儀なくされますね。。

また、出世するにしても会社の同僚との出世競争に勝っていかなければ、出世も遅くなる可能性があります。

早い出世を望むのであれば、それなりの努力と覚悟が必要 となります。

2.転職する

上記「1.同じ会社に永く勤める」で示した内容は、あくまでも好業績が安定している会社で、なお且つ、それなりの規模を持った会社での話であります。

そういう会社では出来るだけ、永く勤めることで平均ボーナス額を超え、人より多くのボーナスをいずれ手にすることが普通になっていきます。

ぞういう会社以外では、「ボーナスが平均にも届いていない・・」「会社の業績が悪くてボーナスが少ない・出ない、。」「労働組合もない小さい会社で、ボーナスが雀の涙、、。」

などなど。こんな話はホントによくある話です。

こういう人たちの多くは、現状で仕方がない、、と、諦めているケースがほとんどで、自分から何とか行動して、ボーナスを得られる会社へ行こう! という人は実際ほとんどいません。

だけどこれで本当にこの先の長い人生大丈夫か??ということです。

これから結婚される人、これから子供が生まれる人、これから子供が大学に入る人、年代により色んな人がいますが、貯金に回せるほどのボーナスくらいはないと、これらの対応する経済力、老後を生き抜く資金力を確保することは到底出来ないです。

現に現代を生きる引退世代の老後資金は、約2,000万円ほど必要になりますし、この必要資金は今後もっと拡大していくでしょう。

老後破産しないための貯蓄額

また、仮にあと 30年 働くとして、転職により 30万円 年収が上げられる人がいたとしたら、転職により生涯で 1,000万円近いお金が余分に受け取れます。

仮にその人が転職をしなかったらそのお金は ドブに捨てたも同然 ですよね。

少なくとも平均年収を受け取ることはそう難しくないはずです。しかも、平均ですので、転職により更にあげることだって出来るはずです。

それではどうすれば良いのか?

転職をするには、転職先となり得る対象企業を探し出さなければいけません。

ですが、「もっと、より良いところがないか、、」と延々と探し続ける訳にも行かず、どこかで決めることになりますが、その段階である程度希望通りの求人に出会わなければなりません。

そういう背景が転職活動には付きものでありますので、転職は効率的に進めたいところです。

具体的には、転職サイトや転職エージェントなどの転職支援サービスの利用を検討すべきであり、そのための利用の仕方は以下のリンク先で詳細にしてあります。

効率的な転職方法

非正規社員が正規社員を目指す最も実現性が高い方法

以下では、色んな業種に対して、筆者厳選の転職支援サービスを紹介しています。上記記事同様、転職を本気で検討したい方は必読と考えます。

転職 & 仕事先はココで探そう!!

仕事は人生において非常に重要な位置にあります。仕事をしなければ生活出来ません。仮に現状のボーナスが少なかったり無かったとしたら悔しくないですか??

少しでも転職が頭によぎっているのなら、進めてみましょう。

このまま現職に留まり、先の長い現役生活を他の人よりも荒んだものになってホントに良いのですか??

最後に・・・

今まで見てきたように、企業間格差は依然大きいと感じる結果でしたね。

ですが、この傾向はこれからも続きます。

前述したように、ボーナスは年収を占める割合が高いですが、月給が良くて、ボーナスが少ない という企業は存在しますので、最終的にはボーナスの額よりも、年収でどうか? を考えるべきです。

平均年収及び中央値(正社員・非正規)

年代別平均年収

上記のリンクは、年収を徹底調査したときの記事です。ご興味あればご覧ください。

また、非正規の人はそもそもボーナスが通常ありません。

以下のリンク先の記事は、そんな非正規、特に派遣社員の方の現実を書いていますが、ボーナス云々の前にこういう現実を踏まえ、どう行動していくかが今後の未来を左右していくと考えます。

非正規男性が結婚相手や子供へ与える影響

単身派遣社員の生活水準

以上、うっちゃんでした。。

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