夏のボーナスの平均を徹底調査。みんなの相場は?【2019年版】

収入・貯蓄

 

2019年も早いもので半分が過ぎ去ってしまいそうです。

先日、「令和」と改元され、良い時代にしていくために日本全体が心機一転の気持ちを込めて、お祭り騒ぎのようでした。

 

そんな「令和」時代、初っ端のボーナスはどの程度の水準なのか??

本記事内で見て行きたいと思います。

 

 

報道上のボーナス平均

2019年 5月にアイティメディア株式会社より発表された報道によると下表の通りです。

 

対象 2019年平均夏のボーナス額 平均年齢
東証1部上場企業(137社) 743,588円 38.8歳

 

いつもボーナス時期が近づいてくると、必ずテレビ報道されるボーナス額は今回(2019年夏季)も 90万円を超えてくるでしょう。

 

●参考:2018年冬のボーナステレビ報道平均額 ⇒ 956,744円
(テレビ報道額(経団連)は日本のトップ企業中のトップ企業 74社の平均であることに注意)

●参考:2019年夏のボーナステレビ報道平均額 ⇒ 971,777円
(2019.06.11 にテレビ報道(経団連)がされました。もちろん日本のトップ企業中のトップ企業 83社の平均であることには注意が必要です。)【2019.06.13追記】

※上記は経団連の発表より

 

テレビ報道額を考えれば 下回っている分、現実に近いと言えるのかも知れませんが、対象が 東証1部上場企業137社 というのがきな臭いですね。

(実際の企業選定方法は分かりませんが、”回答のあった137社” ということです。)

 

日本の企業数は全体で 約400万社とも言われます。

一方で東証一部上場企業数は、2,100社余りです。

東証一部は言わずと知れた、日本の限られた企業した上場出来ない一種のステータスです。言葉を変えれば、東証一部上場企業は日本のトップ企業の 2,000社 だという訳です。

日本の企業数における割合はなんと 約0.05%!!

 

「そんな企業の平均なんて高いに決まってる やん、、やっぱりあれか。。自慢か・・・。」

ということになります。

 

実際の平均はいくらか?? 今回もそんなところを見て行きたいです。

 

日本全体の令和元年 夏のボーナス平均額はこれだ!!

当ブログでは、毎度おなじみ、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)より発表されている資料を元に、日本の 2019年 夏のボーナスについて、今回も紐解いていきます。

※引用・参照していく資料は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 経済レポート 「2019年 夏のボーナス見通し」(以下本資料)となります。

 

2019年 夏季ボーナス支給企業の平均

本資料より、2019年 夏のボーナス、民間企業の平均支給額は、以下の表の通りの予想です。

 

2019年 夏季ボーナス平均額
業界 一人平均支給額 労働者数 支給労働者割合
民間企業全体 390,321円 4,139万人 81.5%
製造業 524,568円 735万人 --
非製造業 361,312円 3,404万人 --

2019年 夏のボーナス平均額予想
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2019年夏のボーナス見通し」より

 

上表は、従業員5名以上の事業所を対象に予想された額であることから、東証一部だけとか訳分からん極狭世界の話ではなく、日本全体を網羅した日本全体の平均と見て問題ない でしょう。

 

しかし、上記はボーナスが支給される企業に勤める、ボーナスがもらえない人も含めた平均 となっています。

上表を見て、「やったー!一応平均よりは貰えてるぜー!」と喜んでいてはいけません。

 

ボーナスを貰っているならば、ボーナスを貰っている人だけの数字で比べないとあまり意味がない と考えます。

 

ボーナスを貰っている人のみの平均額

上項内の表で示したボーナスは、同表内にもあるように全ての労働者が貰えている訳ではありません。

ですが、上項表で示した平均ボーナス額は、それらボーナスが貰えていない人も含めた平均となっていますので、ボーナスを貰っている人は総じて平均以上のボーナス額になりがちです。

しかし、これでは自身のボーナス額が平均を超えていても、あまり意味のある比較にはならないでしょう。ここで比較すべきは、ボーナスを貰っている人だけで見た平均額 です。

 

本資料を紐解いていくと、ボーナスを貰っている人だけで見た平均ボーナス額は下表の通りになります。

 

2019年 夏の平均ボーナス額(ボーナスの支給を受ける人のみ)
対象 平均ボーナス額
民間企業全体 約 479,000円

2019年 夏のボーナス平均支給額予想(ボーナス受給者のみ)
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2019年夏のボーナス見通し」を基に筆者算出

 

今夏 上表の 479,000円以上のボーナスが貰えた人は平均以上 だと胸を張ってもらって構いません。

 

しかし、冒頭のアイティメディア株式会社より発表された平均額(東証一部上場企業 137社平均額)より、35%OFF の額だということは、日本の尋常でない格差を感じざるを得ません。

それだけではありません。
昨年冬のボーナスのテレビ報道平均額 954,744円(日本のトップ企業群)から見れば、何と半分!! しかない、という信じがたい現実があります。

 

日本全体(雇用者全体)の平均ボーナス額

本来であれば、前述の通りに比較対象はボーナスを貰っている人のみの平均値と比較するのが良いですが、それに届いていない場合は、この項で「ボーナスが出るだけマシ」ということを知るかも知れません。

 

つまり、下表で 雇用者全体の平均ボーナス額 を見てみます。

 

2019年 夏の平均ボーナス額(雇用者全体)
対象 平均ボーナス額
民間企業全体 約 272,000円

2019年 夏のボーナス平均支給額予想(雇用者全体)
※三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)-「2019年夏のボーナス見通し」及び 総務省統計局-「労働力調査」を基に筆者算出

 

ここで言う「雇用者」とは、給料・賃金を得ている人全体を指していますので、ボーナスを貰えている人はそれだけで幸せかも知れませんね。

 

しかし、ボーナスを貰っている人のみで見た平均額を大きく下回る上表の結果は、現在の日本における 収入格差を物語っています。

働き方が多種多様化する昨今、特に派遣社員などの非正規が社会問題ともなっています。

足元(2019年 3月)では、非正規割合は 36.6% と高水準で推移しています。これは 2~3人に1人が非正規で働いている ということです。

 

いずれにせよ、ボーナスなんて貰えない、出たとしても極々少ない額の非正規はそれだけで収入的に不利と言えます。

 

 

企業規模別平均ボーナス額

この見出しの項は、本資料や政府発表資料を吟味し、筆者の方で推測するボーナス額となります。

そういう状況であるために、まず最初に 前回の記事(2018年 冬のボーナス)で推測した本項の答え合わせをしておきましょう。

 

企業規模 一人平均ボーナス額
(前回記事での筆者予想額)
一人平均ボーナス額
(政府発表確定額)
500人以上 678,793円 666,695円
100人 ~ 499人 452,759円 451,176円
30人 ~ 99人 357,946円 343,981円
5人 ~ 29人 277,699円 264,969円

2018年冬のボーナスの筆者予想額と実際の確定額の比較表

 

上表を見てどうでしょうか?? ほぼ予想通りであったと思います。

つまり、下表で予想している 2019年 夏のボーナス・企業規模別の平均額はそれなりに信用して見て頂ければ、と思います。

 

企業規模 一人平均支給額
500人以上 676,792円
100人 ~ 499人 442,236円
30人 ~ 99人 343,074円
5人 ~ 29人 269,125円

2019年 夏のボーナス 企業規模別平均額(筆者予想)

 

従業員数 500人を超える大企業のボーナス平均額は、冒頭で紹介した平均額(アイティメディア株式会社発表額:743,588円)だいぶ迫る金額です。

東証一部の上場していなくとも、大企業ではそれなりに多くのボーナスが従業員に支払われている実態 が垣間見れます。

 

一方、5人~29人 規模の企業では、上記大企業の 4割程度の水準 であることが分かります。

 

小規模企業の弱いところの一つがこの収入格差と言えるでしょう。しかし、前述の通り 非正規割合 36.6% のことや、ボーナスが出ない企業もあることを考えれば、ボーナスが出るだけでも やはり勝ち組の時代なのかも知れませんね。

 

今後の生活をしっかりと考えよう!

今までボーナスについて色々見て来て気付いた事実として、ボーナス額は個人能力よりも企業規模・業績などに依存するもの であるということが言えると考えます。

これは、会社を変えることで自身の収入を大きく変えることが出来る可能性を秘めていることと同義であります。

 

ボーナスは年間平均 90万円程度の支給がありますが、仮に、ボーナスが無いという人はこの分の収入が無いということであり、年収に与えるインパクトはとてつもない ことです。

年間平均およそ90万円が支給されるボーナスを10年間受けると 900万円になります。20年間であれば、1,800万円。こういう収入が丸々無いことを想像するととても怖い ことですね。

 

ボーナスがあれば、または増えれば、趣味に没頭することも可能になるでしょうし、長期連休に家族と旅行などを楽しむことも容易に出来るようになります。友達が新車に乗っているのにボーナスが出ない人は新車になど乗れないでしょうけど、ボーナスが出れば新車にも乗れる可能性は非常に高まるでしょう。

また、老後の生活を担保するためには、現在で約2,000万円の貯蓄は必要と考えますが、ボーナスがあってもなかなか難しい老後資金をボーナスがない人が貯めきるのは 至難の業 になります。

 

老後破産しないための貯蓄額は?下流老人とは?原因と対策を探る。

 

結婚や子供のことで支出もあるでしょうし、車もあと何台買わないといけないのか?また、家が欲しい人は、その分の支出も嵩んできます。

現在の年収で、こういう老後資金までを用意しておくことが出来る。と自信を持って言える人はどのくらいいるでしょうか?

 

お金が無いのは悲惨です。心配な方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

 

本業の年収を上げるためにやれることの全て
生活出来ないほどの収入しかなかったら、生活レベルを下げていく必要があります。しかし、収入が増えるのであれば、生活レベルを下げる必要もなくなるかも知れませんし、むしろ、レベルを上げることも可能かも知れませんよね。ここは年収を上げたい人のための記事になります。

 

最後に・・・

ボーナス2019 が始まります。

皆さん何に使いますか??

欲しかったものを買うのでも良いでしょう。旅行に行きたい!という人もいますよね。

いやいや、貯金だよ。。という人は実に堅実派でそれはそれでとても良いと思います。

俺は派手につかうよー。という人は少し計画性を持った方が良いですね。

 

いずれにしても、大切なボーナスですので大切に使って欲しいと思います。

 

以上、うっちゃんでした。。

 

 

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