【ブラック企業】長時間労働に苦しむ方々へ贈る解決方法。

ブラック企業

 

長時間労働へ苦しむ方々は、不幸なことにそういうブラックな企業の一歯車となってがむしゃらに働かれています。

長時間労働自体は、たまに問題となり、大きな問題としてニュースなどで報道されるほど、本来は社会の悪のはずですし、そうならないための労働基準法であったり 36協定のはずです。

 

どのくらいの長時間労働者がいるのか?

望まずも、そんな企業に自分が勤めていたらどうすれば良いのか??

 

 

長時間労働の実態

無謀な長時間労働による過労などで事件化することがあります。

僕はそんな会社には絶対勤めたくないですし、そんな仕事は絶対にイヤですね。

これは皆さん同じではないかと思います。

 

一般的に、「週に 60時間以上の勤務は過労死ライン」と言われます。残業時間で言うと、概ね 月に 80時間以上となります。

そのクラスで仕事している人はどのくらいいるのか??

 

下表をご覧ください。

 

一週間の労働時間 一ヶ月残業時間換算 就労者割合 就労者人口 備考
40~48時間 0~32時間 67.8% 2,475万人  
49~59時間 36~76時間 20.1% 732万人  
60時間以上 80時間以上 12.1% 441万人 過労死ライン

※総務省統計局-「2018年10月~12月 労働力調査」を基に筆者作成

 

上表を見てお分かりと通り、「過労死ライン」と言われる、週の労働時間が 60時間を超える人が全体の「12.1%」いることが分かります。

これは、約 8人~9人に 1人という割合で、過労死ラインを超えて仕事をしていることになります。

 

但し、これは表面上のお話。

実際、サービス残業と言う名の下、このクラスの勤務時間をこなしている人はもっといるはずです。

どの程度かを見積もるのは難しいですが、「一週間の労働時間:36~76時間」の中の 5分の1 程度はいるのではないかと想像します。(感覚的ですが。。)

そうすると、実際は過労死ラインを超えて仕事をしている人の割合は、16%~17% 程度、6~7人に 1人くらいの割合で存在することになります。

 

思いのほか結構いることに驚かされます。

もちろんこのラインを超えて仕事をしたら、イコール過労死してしまうということではありませんが、一つの目安として注目されているラインです。

このラインを超えて仕事をしている人は自身の心身の変化に気を配る必要があります。

 

過労死ラインまで仕事をする人はどうなる??

月に 80時間の残業ということは、単純に日に 4時間の残業(月20日稼働の場合)ということです。企業により多少前後しますが、大体 21:00 頃まで会社にいることになります。

以下はそれ以降の時間割です。

  • 21:30 帰宅
  • 21:40~22:10 夕食
  • 22:20~22:50 風呂
  • 23:00~24:00 自分の時間
  • 24:00頃 就寝
  • 6:00頃 起床

 

上記を見てみてどう思いますか?

「あまり問題は無さそう・・。」と思ったあなたの行きつく先は決して明るくはないでしょう。

上記は、やはり 一般的に考えて異常な生活 です。

 

健康上の問題

まず、夕食が 22:00 頃になるのは、健康上宜しくありません。

寝る 3時間前までに夕食を取らないと脂肪が溜り易くなることが知られています。また、就寝前に十分の時間が空いていないため、就寝時にも胃の活動があり、寝つきが悪くなります。

単発的に遅くなる日が出来るのは仕方がないとしても、慢性的に遅い時間になるのは、将来の健康を害する可能性は極めて高くなるのと同時に疲れは取れない状態が続くことになります。

 

具体的には、脂肪が増えることによる高血圧、そこから懸念される脳卒中などの重大病の発症リスク増加。また、糖尿病の発症から最悪は透析の実施。治療費の増大による経済的困窮。

疲れが溜まっていく一方による、うつ病などの発症、それこそ過労死リスクの増大。

 

自身ではなかなか気づかないかも知れませんが、確実にこういう事態に陥る可能性を高めています。

仮に、まずお風呂に入りたいという人は上記の状況を更に悪化させることになるでしょう。

 

それだけではありません。

上記は、過労死ラインと言われる、月残業 80時間の人の話です。

これが、月に 90時間・・100時間と増えていくと、上記の問題の発生リスクは、足し算ではなく、それこそ掛け算、場合によっては指数関数的に増加していくことも考えられます。

実際の疫学研究では、月残業時間 80時間以上(研究により 月残業時間 60時間以上という研究結果も有る)になると、脳や心臓疾患の発症リスクが、約 3倍になるという研究結果もあります。

 

命は一番大事です。「仕事に命を懸けている。」と言っている人は一定数いますが、本当の意味で命を懸けている人はいないはずです。しかし、実際は気付かない内に命を懸けています。そんなことでホントに良いのですか?

 

プライベートの制限

上記は健康上の問題でしたが、もう一つの問題は人生の楽しみが減る ということです。

これは、見出しの通り「プライベートが制限されている。」ということです。

 

一日の中で、自分の時間が取れるのは、夜の 23:00 を過ぎてからです。

家族団らんを持つことも出来ませんし、妻と晩酌を交わしながらゆっくりと会話を楽しむ、家族と一緒にテレビを楽しむ、子供の勉強を見てあげる、子供が学校でなにがあったかを聞く、友達と飲みに行く、ゲームをする、などなど。。

この時間では基本的に全て不可能です。

遅くとも 19:00 頃に帰れないと、上記のことは難しいでしょう。そのくらいに帰って来られれば、家族で夕食を囲むことは出来ないかも知れませんが、他のことは出来そうですね。

そのクラスで、大体 月残業 20~30時間くらいではないでしょうか?

 

多くても、月残業 20~30時間程度で抑えられる仕事でないと、永い人生が非常につまらないものに成り下がるでしょう。本当にそれで良いのですか??

 

実例から探る過労死ライン

大手の企業などでは、労働組合もしっかりしており、労組が労働者側の組合員を守ってくれる立場にありますので、過労死ラインを超えての長時間勤務は、一部のブラック企業を除き、減少傾向にあるとは思います。

しかし、中小企業では、労働組合などが無い会社は非常に多く、サービス残業も横行し、過労死ラインを超えた労働に従事している方は、前述したように多くいるでしょう。

 

ここでは、実際に過労死と認定された過去の事例から、過労死に至る 月平均残業時間を割り出し、下表へまとめました。

 

実例サンプル数 月平均残業時間 最短残業時間 最長残業時間
21 事例 140 時間 80 時間 236 時間

過労死・過労自殺と認定された事例の残業時間

 

割り出しに使用した事例は全 21事例。過労死に至った、月平均残業時間は、約 140時間 でした。

つまり、人間は 140時間を超える残業をすると、病を発症するとかの次元を超え、即 命に関わる ということです。

 

更に、この調査した 21事例の中で、最も短かった月残業時間は、ちょうど 80時間でした。次いで、82時間。

つまり、「140時間もさすがに残業してないよ。。」と安心することは全く出来なく、過労死ライン 月残業時間 80時間 は、前述した病の発症リスクだけでなく、やはり実際に命を落とすケースもあるということを強く認識しなくてはいけません。

 

長時間残業となっている人は、将来 自分自身の身を高い確率で滅ぼすことになりますが、本当にその職場にいて大丈夫ですか??

 

 

長時間労働からの脱却

長時間労働をしている理由として、大まかに以下の 3つの種類に分けられると考えます。

  1. 仕事人間型
  2. 生活残業型
  3. 強制残業型

 

1.仕事人間型

「ワーカホリック」とも呼ばれるこの種の人間は、仕事が大好きなため、自身の家族も顧みず、自身の体調にも気を配らない傾向にあります。

その結果、体を壊したり、家庭破綻するまで自らに是正する気が起きないという、家族からしたら はた迷惑な人たちです。

ですが、あくまでも好きでやっていますので、心の病の発症リスクはだいぶ低いと考えられますが、体は間違いなく蝕まれていきます。

また、問題として気を付けなければいけないことは、定年したあと「燃え尽き症候群」になる危険性もあります。

 

こういう種類の人たちは、自身でまず「そういう迷惑を周りに掛けているんだ」と、認識しなければいけませんので、客観的に自分を見つめるところから始めるしかありません。

 

2.生活残業型

この種の人は、仕事をやりたい訳ではないが、生活水準を維持させるためにやむを得ず残業をしている人たちとなります。

生活は大事ですので分からないでもないですが、問題はその残業時間 となります。

(生活残業自体の是非は記事の主旨ではありませんので、ここでは議論しません。)

 

この手の人たちは、自身が生活出来る水準の残業時間は把握しておりますので、基本的にその時間以上の残業はしない傾向にありますが、その必要残業時間が、長時間残業となるのであれば、以下の点のどちらかに問題があるはずですので是正する必要があります。

  • 生活水準が収入に比べ高い
  • 勤めている企業の年収水準が低い

 

生活水準が収入に比べ高い

長時間残業をしなければ維持出来ないとなれば、それは 現在の生活水準が高すぎる 可能性があります。

こういう種類の方々は、往々にして見栄っぱりの傾向がありますが、やはり、そこは 身の丈のわきまえることが重要 ですし、そうでなければ前述したように、最終的には身を滅ぼすことになります。

 

生活水準を維持させたい気持ちはよく分かりますが、心身ともに疲弊し、衰弱していくのは目に見えています。

はたしてどちらが良いのでしょうか? そこに議論の余地はないように思います。

 

勤めている企業の年収水準が低い

勤めている企業の年収水準が低いのであれば、やはりその企業から離れ、転職するのが最も良い選択で、実際その方法しかありません。

 

しかし、その判断は世間の年収水準はどこにあるのか、は知っておく必要があります。

以下の記事ではその水準が分かるようになっていますので、そこに到達していなければ転職することで生活水準を維持し、健康も保たれる可能性は極めて高いです。

 

正規・非正規 平均年収及び中央値

年代別平均年収

業種別平均年収

 

更に言えば、転職によりこの平均より上を狙える可能性もあります。それが「転職」 です。

 

3.強制残業型

一番大きな問題となり得るのがこの項「強制残業型」となります。

 

これは、直接的に上司などから、強制されて残業をする場合はもちろん、「みんな残業してるな・・。帰りたいけど帰りづらいな・・。」と思い、そのままズルズルと残業をやる場合なども含みます。

前者は紛れもなくブラックですので、一刻も早くその職場に見切りを付けるべきですが、後者のような状況の人も、その企業や部署の風土などから、結構いるのではないでしょうか?

これは、いわゆる「付き合い残業」と言われる種類になりますが、通常これが長時間残業に繋がることは稀です。これが長時間残業となり、過労死ラインに届いてしまう。。。

これはもう異常中の異常、かなり精神が参ってしまうでしょうし、ブラックもブラック、おかしさ満載のハテナ職場です。

もしも、そんな職場に身を置いていた場合、即 転職ですね。

 

いずれにせよ、この「強制残業型」の人は、かなり自身の体調に気を遣うべきです。

前述した、過労死 21事例を見たところ、特に意識した訳ではありませんが、全てこの「強制残業型」に属していました。

自分では、「大丈夫。僕(私)はまだ、過労死ラインの下限にいるし、頑張れるよ。」と考えているかも知れません。

ですが、それは【まだ今は。。】という話に過ぎません。

実際の事例では、突然死もあります。大丈夫なんて確証はどこにもないのです。そういう人ほど一回転職してみて欲しいものです。

実際、追い詰められた状態の人は、転職なんて考えません。とにかく生きているのが辛くなり、いつでもどこでもとにかくここから逃げ出し楽になりたい。。

こういう想いしか無くなるのです。そうなってしまってからでは遅いんです。

職場を変えたらきっとこう思うでしょう。

「え??こんなに体が楽になるの? 仕事してるのに??」

こうなれば、きっとこの先の人生今よりもっともっと楽しめるものになるに違いありません。

 

効率的な転職

転職を検討する場合、出来るだけ良いところに行きたいですよね。

そのためにも効率的に進める必要があります。

 

具体的には、転職サイトや転職エージェントの利用を検討すべきであり、そのための利用の仕方は以下のリンク先で詳細にあります。

 

効率的な転職方法

非正規が正規を目指す最も実現性が高い方法

 

仕事は人生において非常に重要な位置にあります。少しでも転職が頭によぎっているのなら、進めてみましょう。

もう一度言いますが、、このまま会社に奴隷のように扱われ、大事な人生を棒に振って良いのですか??

 

最後に・・・

長時間残業。。

聞くだけでイヤになります。しかもそれが、望まぬものだったら精神がきつ過ぎます。

これに慣れてしまっている方はなかり危険です。

一度「普通」というものがどんなに楽か経験してもらいたいものです。

 

日本はまだまだ年功序列が生きていますし、残業をいっぱいやった方が頑張っていそうで認められるのではないか?

という考えもまだまだ根深いようです。

ですが、こういう考えはいずれ淘汰され、成果達成型のキャリアアップが主になっていくでしょう。

そうなるとますます残業が無意味化してくることになりますよ。

 

下の記事は上司との関係で悩む人向けの記事です。

当記事と同様、精神的な問題を引き起こしますので、関連記事として下にリンクを貼っておきます。

 

上司との人間関係

 

以上、うっちゃんでした。。

 

 

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