建設業の平均年収まとめ。今後の建設業界はどうなる!?

仕事

 

建設業。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、人不足が叫ばれる業種である。

だが、それらのいわゆる「五輪特需」により、大手ゼネコンを中心に業績が著しく伸びてきた業種でもある。

これは、需要増大に係る供給不足により、まさに売り手市場と化したことで、業界側が採算の悪い仕事は請けなくなった結果であった。

そんな、建設業の平均年収はどんなものか?また、オリンピック後の業界の安定性はどうなのか?

建設業に携わっている方はもちろん、これからこの業界で頑張っていこう!と検討している方にとっても気になる情報ではないかと思う。

 

 

建設業の平均年収

現時点(2019年11月)で、平成30年分の資料は公表されていないため、国税庁から公表されている「平成29年分 民間給与実態統計調査結果」にて確認する。

上記資料によれば、建設業の平均年収は以下の通りとなっている。

 

  男女計 男性 女性
建設業 493.9万円 540.8万円 300.8万円
全業種 432.2万円 531.5万円 287.0万円

建設業及び全業種 平均年収比較
(※国税庁-「平成29年分 民間給与実態統計調査結果」より)

 

上表を見ると、建設業は全業種と比べて、男性・女性とも弱冠多い程度であまり遜色ない平均年収だ。

だが、それにも関わらず全体の平均年収は全業種と比べて約14%も高い水準にある。

 

なぜこの差が出ているのかを次で見てみよう。

 

建設業は、相対的に女性就業者と非正規割合が低い

建設業の性別就業者数割合を見ると、女性の就業者数割合は全業種と比べ極端に低い。

 

  男性 女性
建設業 83.7% 16.3%
全業種 55.8% 44.2%

性別就業者数割合
(※総務省-「労働力調査 平成30年度分」より)

 

また、建設業は非正規比率も低い。

 

  全業種 建設業
非正規比率 37.8% 17.8%

非正規比率
(※総務省-「労働力調査 平成30年分」より)

 

女性の年収は男性の年収に比べて低いこと、非正規の年収は正規と比べて低いこと、更には非正規は女性の方が多いことは事実である。

 

正規・非正規の平均年収と中央値

 

この事実は、建設業は年収の高い男性が多く、年収の低い非正規が少ないということであり、これらは平均年収の押し上げに繋がる。

簡単だが、これが全業種と性別平均年収はほぼ同じで、男女計の全体で見た平均年収だけが高い理由だ。

 

ここまで見た人の中には、その可能性に気付いた人もいるかも知れないが、このことは裏を返せば、正規社員の平均年収だけを抽出した場合、全業種より低くなる可能性もあることを示唆している。

平均年収は、対象者全ての年収の平均であるため、非正規の年収も含める。

前述の通り、非正規の年収は総じて正規より低いため、全体の平均年収には押し下げ効果となる。

その非正規が建設業は少ないのにも関わらず、全業種と性別平均年収ではあまり差が無い。男性の平均年収で言えば、その差はわずか 2%にも満たない。

 

建設業:企業規模別平均年収

.続いて、企業規模別での平均年収を見ていく。

 

企業規模 男女計 男性 女性
5~9人 407.4万円 421.1万円 314.4万円
10~99人 438.0万円 454.1万円 324.6万円
100~999人 565.0万円 596.2万円 399.1万円
1000人以上 764.3万円 811.5万円 505.7万円

建設業 企業規模別 平均年収
(※厚生労働省-「賃金構造基本統計調査 平成30年分」より)

 

1000人以上の大企業に勤める人の年収は、5~9人の零細企業に勤める人の年収のおよそ 1.9倍となっている。女性については、そこまでの差はないものの、それでも 約1.6倍の年収がある。

これこそ建設業の特徴と言えるかも知れない。他の業種ではここまでの格差は通常見られない。

それだけではない。

1000人以上の大企業と、5~9人の最も規模の小さい企業と比較したが、上表を見れば分かるように、1000人未満の企業規模では、企業規模間の格差はあまり大きくない。

1000人以上の大企業の年収が異常に高いのが建設業である。

 

大企業と張り合うには安く受注しないといけないこと、大企業から請け負う仕事も安く買い叩かれている裏返しの統計結果なのかも知れない。

 

建設業で働くのなら・・

企業規模別で見ると、大企業であればあるほど収入面では有利になるということはどの業種でも言えることだが、建設業はその傾向が更に強い。

言い変えれば、建設業で働くのなら、如何に大きい企業に入社出来るかが今後の生活水準に大きな影響を与えそうだ。

これから、建設業で働きたい。または、今の職場が気に入らないから別の会社に転職したい、という人は、これらの結果を参考に出来るだけ大きい企業を狙うことをお勧めしたい。

もちろん働き方は人それぞれだ。

お金だけで決めるべきではないが、お金がないことはそれだけで悩みが増えてしまうのも事実である。

 

今後の建設業界

結論から言えば、これからも建設業界の活況は続くことが予想される。

五輪特需は、当然のように五輪が開催する前に一段落することにはなるが、現在の日本は建設業界に頑張ってもらわなければいけない案件が数多くある。

 

上下水道

これらのほとんどは、高度経済成長期に整備されたものであるために非常に老朽化が進んでいる。

現在では年間2万件以上の漏水や破損が発生しているのが上下水道だ。

これらの上下水道は耐久年数をすでに越えた水道管であることがほとんどであり、その数は年を鵜追うごとに増え続けることになる。

仮に全ての管路を整備し直す更新工事を行った場合、全て終了させるのに、130年以上かかるという試算結果もある。

膨大過ぎて気が遠くなるが、手を付けずにいられる案件ではない。

 

橋・トンネル

橋なども上下水道同様、高度経済成長期に一斉に造られたものの一つであり、日本に架かる 73万橋の内、経年50年を超える橋は、10年後には半数を超えるとされている。

この中には重大な損傷を抱えている橋も既に見付かっており、放っておいたら大惨事になり得る。当然だが放っておく訳にはいかない。

 

トンネルにしても同じだ。

実際、平成24年12月には、中央道笹子トンネルでトンネル内での崩落事故が発生し、多くの方が犠牲になる大事故に発展してしまった事案がある。

当時ニュースでも連日大々的に報じられたので、記憶を呼び起こされた人も多いのではないかと想像するが、これらトンネルの修繕も喫緊の課題の一つだ。

同じ事故は二度と起こしてはならない。

 

無電柱化

現在の日本でも、度々議論される無電柱化。すなわち電線地中化計画。

欧米に比べ日本は本件の対応が遅れている。

今後の実現の計画は不透明ながらもいずれは実施していく案件となるはずだ。

 

その他

その他、マンションやビルなども建造物の新設・更新など、時期がくれば際限なく仕事がやってくるのがこの業界である。

これから廃れるどころか、ますます発展していく可能性がある業界なのが建設業だ。

 

また、現在の建設業界は内需としての特色が強い。

この特色が、外需に向く。すなわち事業の海外比率も現在より多く展開していくことが出来れば、業界の発展スピードはさらに拡大し、将来の年収水準も現在より更に高くなっていくだろう。

 

年収アップに挑戦する

年収アップさせるための方法は世の中いくつか存在するが、当ブログは「転職」と「投資」に重きを置いている。この点から考えてみたい。

ただ、自己研鑽と言う意味ではどちらの方法もそれなりに必要となるため努力は怠らないようにしたい。

 

転職により収入を増やす

転職は、収入を増やすという点においては非常に大きい可能性を秘めている。

 

仮に転職により、年収 10万円でもベースアップさせることが出来たならば、今後 30年間働くと仮定して、生涯で 300万円が多く貰えることになる。

これが年収アップ 20万円なら? 30万円なら、、、?

年間で見れば大したことなくても長期で見れば莫大な効果となるのが転職による年収アップである。

特に建設業は、前述したように、企業規模で大きく年収に差が出る。毎年の昇給額やベースアップ額も差があるだろう。

 

だが、転職は闇雲に活動しても良い転職に繋がらない。

ましてやハローワークをメインに活動していては時間の無駄である。

 

ハローワークを利用するデメリットとは?

 

転職する場合、年齢がネックになる場合も多い為、より良いところをより効率良く探すには、その道のプロに協力してもらわなければならない。

具体的には、転職サイトや転職エージェントなどの転職支援サービスを利用すべきだが、これらのサービスもどこでも良いという訳ではない。

これらもやはり各社の色というものがあり、サービスの内容には差がある。

筆者も 4回ほど転職経験があるが、その経験も踏まえ下記の記事を起こしている。是非、参考にして欲しい。

 

転職求職者にとって最も良い転職手法

 

収入面から転職を検討する一つの目安

転職は前述の通り、収入アップに大きな可能性を秘めているが、注意点があるため記載しておく。

 

仮にあなたが世間一般より既に大きく稼いでいるのなら転職による収入アップの可能性は低くなる。

これはある意味当たり前であるが、この尺度はもちろん世間を知らないと測れない。

 

正規・非正規の平均年収と中央値

年代別の平均年収

業種別の平均年収

 

当記事を含め、上記記事でも世間の収入状況をまとめているので参考になると思う。

 

投資をする

転職するのも良い手であり、堅実派はその方を好むだろう。

何しろ投資は元本が保証されていないリスクがあるからだ。

しかし、投資はそのリスクを負う代わりにリターンを期待することも出来る。

株や FX は、上がるか下がるかであり、この動きは政治・金利・需給・会社の利益などのファンダメンタルズや、チャートの形状などから予測するテクニカル分析などを駆使していくことで、損小利大を実現させることが可能だ。

これら分析の徹底と実践により、資産が数年で億に達する人も多く存在するのが投資の世界であり、夢があるのは転職より投資の方だろう。

この夢があるという点が投資の魅力とも言える。

 

投資家に必要なスキル

投資家にとって重要なスキルの一つに「リスク管理」がある。

自己資金を自己責任の中で運用する訳だから、このリスク管理は最重要と言っても過言ではない。

 

自己責任ということは、利益を得ようと損失を被ろうとも全ては自分で処理する必要があり、例え誰かのポジションを真似した結果だとしても、その人のせいになどは決してすることは出来ない。

FX や株の信用取引の場合は、相場自体によって資金がマイナス化することもあり得る。

こうなると、証券会社などは何があろうとも即 取り立てて来るので、万が一にもこうならないためにはリスクは十分すぎるほどに管理する必要がある。

 

また、これから投資家としてやっていきたいという人で、身に付けていくべきスキルとしては、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析がある。

特にチャート上で判断するテクニカルな手法は是非覚えて行きたい分析法のひとつなので、今後しっかり勉強して欲しい。

その外、特に筆者も日々注目する「需給の変化」は目先の相場にも大きく影響を及ぼすため、当ブログでもコンテンツを揃えていきたい。

しかし、上記の分析は、相場を知らずチャートパターンを分析していくというのは実際難しい。こういう分析は、主に実際にトレードしている中で覚えていくのが最も効率的・現実的である。

いざ市場へ参加したは良いが、こういう手法を覚える前に相場から退場してしまう、という人も残念ながら多数いるが、こういう人たちは市場の値動きに翻弄されているのがほとんどであり、この「翻弄されてしまう」というのは相場に参加している上で、大きなマイナス面となる。

トレードには出来るだけ私情を挟まず、常に平常心で見る必要があるので、その点十分に今の内に心に留めておくようにして欲しい。

この平常心でのトレードも投資家にとって重要なスキルの一つである。

 

お勧めする証券会社

株式投資

株を始めるにあたり、前述したスキルと言う点では、どこの証券会社を選択しても問題ない。

株の場合は、その会社の手数料や取り扱う銘柄数、PTS があるかないかなど、どんなトレードをしたいかにより選択すれば良いだろう。

 

株の取引はどこの証券会社を選択するのが良いのか??

 

また、株の場合で既に良い結果が出ている投資家はそのまま実践していけば良いが、仮に良い結果が得られていない、これから株式投資をしたいという人には、是非「長期投資」を勧めたい。

個人で株式投資をする場合、どうしても目先の利益を追いたくなるが、短期投資の繰り返しは思っているより難易度は高くベテランでも一回のミスで大きな金額を溶かしてしまうこともある。

 

闘う投資家・久保優太が株で2億2000万円の損失 借金4000万抱える

 

その点、長期投資は腹を括れば目先の値動きはノイズに過ぎず、なお且つ株は長期的には上昇バイアスがかかり易いため、利益に繋げやすい。

 

長期投資のススメ

 

FX

FX の場合は、筆者も永らくお世話になっている XMtrading(以下 XM)一択で間違いない。

 

XM には「ゼロカットシステム」という日本には無い秀逸なシステムがあるので、XM で取引をしている以上、借金を被るという最悪な状況はあり得ない。

 

XM のゼロカットシステムとは?

 

FX は株以上に追証や資金のマイナス化(借金)になり易いといえるトレードであるためこれ以上のリスク管理は無いと言える。

また、初心者にデモトレードをする人がいるが、筆者はデモトレードにはマイナス面しかないと考えているため、お勧めしない。

 

FX のデモトレードをオススメしない理由

 

実際の市場でトレードしてこそ、上達していくものだが、XM には自己資金 0円で開始出来る方法もある。

 

XM はリスク「0」でのトレードが出来る方法がある!

 

上記を参考に検討すると良いだろう。

※下記は XM のホームページリンクである。

 

 

最後に。。

建設業界の平均年収について、見てきた。

自分の年収水準と比べてどうであっただろうか?

建設業界だけではないが、自分の年収が良かろうが悪かろうが無駄遣いは控え、経済的破綻だけはしないように気をつけたい。

 

 

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