平均年収・中央値は?今度は年代別でまとめてみたよ。

収入・貯蓄

 

先日、別記事で全体を対象に平均年収やその中央値を出してみました。

 

自分の年収と比較するための統計として、全体の平均や中央値が分かっても、その値に自分の年収が届いているのが良いのか、届いてなくても良いのかは、それだけ見ても分かりません。

 

例えば、あなたが新入社員だとしたら、おそらく平均には届いていないでしょう。

ですが、それが普通ですから仮に平均に届いてないとしても、落胆する必要は全くありません。

その逆に、あなたが45歳だとして、ご自身の年収が、平均に届いていなかったとしたらそれは、低年収組にいると判断されてしまうでしょう。

このように、年代によって比べるべき指標がないと正確な自身の年収との比較が出来ません。

 

従いまして、そのような目線に立って、まとめましたのでご覧下さい。

 

 

年代別平均年収と年収中央値

今回の調査では、国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」及び、厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要※以下、本資料群 を参照しています。

 

本資料群より 「20~24歳」から、「65~69歳」 までを見ていきます。

 

20~24歳

  平均 中央値
全体 258.4 万円 およそ  250 万円 (推定)
男性 274.5 万円 およそ  270 万円 (推定)
女性 240.7 万円 およそ  235 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

20歳代前半の方々は、企業の大小に問わず、ほぼ一律の給与を受給しています。

よって、ここでは平均も中央値もほぼ同等の数値であることが分かりました。ここから、20歳台前半の方は、企業の差は無く、横一列のスタート となります。

しかし、既に男性と女性の給与に若干の差 が見受けられます。

 

25~29歳

  平均 中央値
全体 351.0 万円 およそ  340 万円 (推定)
男性 382.7 万円 およそ  370 万円 (推定)
女性 308.9 万円 およそ  280 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

20歳代後半になってくると、20歳代前半では見られなかった差が見えてきます。

それは企業の差です。

 

勤めている企業が大きければ大きいほど貰える給与が良くなる傾向が強くなっていきます。

1~4人規模の企業に勤めている方々と、5,000人以上の規模の企業に勤めている方々の平均値の差は、 1:1.5 になります。

つまり、後者は、前者の 1.5倍 の給料を受け取っている。ということになります。

 

こうなってくると、実生活でも、上記の前者と後者では、私生活の ”派手さ” が少し顕著に出てくるものと思います。

 

30~34歳

  平均 中央値
全体 403.4 万円 およそ  370 万円 (推定)
男性 456.7 万円 およそ  420 万円 (推定)
女性 314.7 万円 およそ  285 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

30歳代になると、企業の中でも中堅社員となり、業務の実践部隊の中心となるでしょう。

この頃は、更に企業規模間の収入格差が広がり、一部の大企業に勤める方々が平均を押し上げ、中央値との差が大きくなってきています。

 

35~39歳

  平均 中央値
全体 432.8 万円 およそ  390 万円 (推定)
男性 511.7 万円 およそ  460 万円 (推定)
女性 299.9 万円 およそ  270 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

30歳代後半になると、役職も付いてくる頃でしょう。その関係上、男性の平均年収は右肩上がりが暫く止まりませんが、女性の平均年収は既に頭打ちとなってしまっています。

 

男性と女性の収入格差に拍車がかかる時期 となります。

 

40~44歳

  平均 中央値
全体 459.9 万円 およそ  420 万円 (推定)
男性 562.9 万円 およそ  510 万円 (推定)
女性 301.7 万円 およそ  270 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

30歳代後半の傾向が更に強まります。

男性、女性の収入の差(平均値)は、この時点で 1.9:1 となり、男性は女性のおよそ倍の給与 となります。

 

こうなると、ますます女性との格差が際立ち、女性にとっては厳しいと言わざるを得ない社会がある という証拠を突き付けられているようです。

 

45~49歳

  平均 中央値
全体 493.7 万円 およそ  450 万円 (推定)
男性 632.7 万円 およそ  570 万円 (推定)
女性 299.4 万円 およそ  270 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

この時期の男性は、企業の中でも管理職という立場で自分の考えの元、部署を動かす立場 にいる方も多くなっていきます。

そうなると当然、企業間、男性・女性の収入格差が、相変わらず大きくなっていく ということです。

 

50~54歳

  平均 中央値
全体 504.3 万円 およそ  455 万円 (推定)
男性 660.9 万円 およそ  600 万円 (推定)
女性 295.8 万円 およそ  265 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

今まで、上がり続けた、男性の給与もこの年代で頭打ち となります。

 

この時期の「男性の 1~4人の企業と、5,000人以上の企業」の間にある年収格差(平均値)は、実に 1:1.8 あります。

同年代での男性のみを見てみても、上記後者は前者より、およそ倍の給与をもらっているのです。

更に言うと、「1~4人の企業に勤める女性の平均値」と、上記 「5,000人以上の規模の企業に勤める男性」の平均値の間には、1:3.6 の、収入格差があります。

 

ムチャクチャです。 サラリーマンでさえこれだけの格差があるのです。

 

 

55~59歳

  平均 中央値
全体 493.6 万円 およそ  440 万円 (推定)
男性 649.3 万円 およそ  590 万円 (推定)
女性 287.7 万円 およそ  250 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

この時期は、男性の方々も、担ってきた重責から解放されつつある時期でしょう。精神的にも、今まで感じてきたストレスから解き放たれて行きます。

次世代へのバトンタッチとしていかなくてはなりません。

私生活でも、子供が自立していく。

 

そんな中、本格的に老後の事を具体化していかないといけない時期 となります。

老後は、日々の生活において何に重点を置いて生きていくか。金銭的にはどういうプランが立てられるのか?

仕事ばかりでは、いざ隠居生活に入ったとき、どうすれば良いかが分からず困ってしまうことになります。

 

話を平均年収に戻しますが、企業間の格差は、50歳代前半と変わらずとんでもなくある時期 です。

 

60~64歳

  平均 中央値
全体 378.1 万円 およそ  330 万円 (推定)
男性 479.4 万円 およそ  410 万円 (推定)
女性 228.3 万円 およそ  195 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

この時期は、結構な企業で定年を迎えている年齢です。

仕事をする中で、一線はすでに退いていることもあり、年収は一気に減ってきます。

 

別記事でも同じようにことに言及していますが、定年を迎えても金銭的な理由から、まだまだ働く人が多いのが現状です。

本資料群からは、この年代の方々もまだまだ残業等を積極的に実施している可能性が見え隠れしています。

 

65~69歳

  平均 中央値
全体 306.0 万円 およそ  255 万円 (推定)
男性 387.1 万円 およそ  330 万円 (推定)
女性 194.9 万円 およそ  165 万円 (推定)

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 及び、
厚生労働省-「平成28年度 賃金構造基本統計調査 結果の概要」 より
※「中央値」は、本資料群を元に筆者が、独自に算出しています。

 

この年代は、もうほぼほぼ全ての人が定年を迎えます。年収もそれに伴い、さらに低下していきます。

 

それなのにも関わらず、本資料群からは、60歳代前半の方々同様、残業等の可能性が示唆されるのは、やはり老後の資金準備が近年とくに難しくなってきているから でしょう。

 

話は少しそれますが、定年70歳が議論されております。何れにせよ、定年70歳になるのはもはや時間の問題で、実際問題として、この道は年金問題の道中に必ずあるでしょう。

人生100年時代とされ、65歳で定年を迎えても 35年も人生が残っています。

これが長いと感じ、せめて70歳くらいまでは仕事を・・という人もいらっしゃいますので、この定年70歳は賛否両論といったところでしょうか。

しかし、目線を変えると、年金支払いを遅らせる分のシワ寄せは企業に寄ってくる訳です。このシワに耐えられなくなる企業は出てくるかも知れません。

そういう面のデメリットもあるということを認識しつつ、今の変革の時代を生きる我々は注視していく必要があります。

 

企業規模別-平均年収(参考)

本資料群を見ている中で、企業規模別での平均年収格差が大きい と感じました。

その中でも特に差が顕著である、「男性」の平均年収を参考として、紹介しておきます。

 

国税庁-「平成28年分 民間給与実態統計調査」 より

 

上記グラフを見てみると、20歳代前半では、ほとんど差がありません。

スタートこそみんな一緒ですが、20歳代後半より差が出始め、その差はどんどん広がっていきます。

5,000人以上の企業で見ると、50~54歳 平均年収は、900万円以上 となっているのに対し、1~4人の事業所勤めの同年代の年収は、500万円 程度と とんでもない格差 があります。

 

500人以上の大企業に勤める方々の人口は、およそ 30%であり、その他の およそ 70% の方々は、中小企業勤めです。

 

一部の大企業勤めの方々が平均値を上げているからこそ、中央値との乖離が生まれる という構図ですね。

 

ですが、最も本記事で危機感を覚えるべきは非正規の方々なのではないかな、と考えます。

下記リンク先記事に記すように、非正規の方々は「非正規」というだけで大変です。

 

非正規男性は結婚相手や子供に苦労をかける

単身派遣社員の生活水準と将来性

 

年収アップを考える

本記事では、年齢別の平均年収を見てきた訳ですが、そうでしたか?

平均以上の方はまだしも年齢に対し平均に届いていない場合は少し危機感を持った方が良いかも知れません。

 

世の中生きていくだけでお金は必要ですが、ただ生きていくだけでは何も味気ない人生です。

実際は、バイク・車をいじったり、ゲームに没頭したり、アイドルを追いかけたり、という趣味や、家族サービスで長期連休には家族旅行へ行く、たまには1ランク上の焼肉をお腹いっぱい食べるなど、挙げればキリがないですが、こういうことももちろんお金が無ければ出来ません。

 

ですが、年収が今より上げれば、上記のことも「今よりもっとやれる」ことは間違いありません。

 

一方、現在 人生100年時代などとも言われますが、現段階で老後資金は 約2,000万円が必要 だと筆者は考えています。

 

老後破産しないための貯蓄額は?

 

あなたがもし、老後まで何十年もあるのだとしたら、そのときは 2,000万円どころではなく、更に多くの老後資金が必要になっていることでしょう。

老後破産をするそのときに後悔しても遅いため、今の内から多くの貯金が出来るようにしなければいけないのです。

 

転職も考えよう

  • 実際年収が低いから上げたい。
  • キャリアアップをして今よりもっと多くの給料が欲しい。

こういう人たちは非常多いのです。

 

仮に平均年収に届いていない場合、他人より不利であることは間違いありませんが、年収が低い状態であるのであれば、転職により是正される可能性は非常に高い ということは言えます。

年収は通常月収とボーナスで構成されますが、これらは個人能力よりも企業規模や企業体質・業績などにより比例していく傾向にあるからです。

人より優れていると自負しているのにも関わらず人より収入が少ない。

こういう人はゴマンといるでしょう。そして、そういう人たちは間違いなく損をしています。

 

それだけではなく、転職は キャリアアップでさえも、転職の進め方さえ間違えなければ全然狙っていけます。

実際に、キャリアアップを常に考えているひとは、「転職したその日の内にから既に転職サイトに登録をして、スカウト機能で求人をチェックしている。」こういう人もいます。

決してその入った会社がイヤな訳ではなく、転職サイトのスカウト機能を利用して、自身の社会での市場価値を確認しながら、条件の良いところをチェックする行動を続けることで好案件を見逃さない、ひいては 将来の高年収を実現させます。

 

一方で実際転職活動をする人は、ほとんどがハローワークで転職活動をされることでしょう。

しかし、筆者は総合的に判断し、ハローワークを転職活動のメインツールとすることには断固反対です。

特に40歳を超えているとハローワークでは ほぼ納得できる求人がありません。

 

ハローワークを利用するデメリットとは?

 

はやり転職活動には、転職サイトや転職エージェントなどの転職支援サービスを利用されることを強くオススメします。

ハローワークに比べものにならないほどの好待遇求人がとても多いです。

更に、特に転職エージェントは職務経歴書を書いてからの展開の早さがハンパではありません。

40歳を越えてからも、職務経歴書を書いてから1ヶ月以内に複数社から好条件での内定を頂いたという人を筆者は何人も見てきました。

 

履歴書・職務経歴書・添え状とは??書く前に知っておきたい事前知識

 

以下の記事では、効率的で最も良いと考える転職方法を示していますので、転職を検討される方は一読されると良いでしょう。

 

効率的かつ確実性を高める失敗しない転職活動の進め方

 

利用したい転職支援サービス

転職サイト

転職サイトを利用するのなら、スカウト機能付きの転職サイトが最もオススメ です。
スカウト機能付きの転職サイトであれば、自身で求人を探す通常の用途の他に、求職者に興味を持った企業からオファーをいう形で求人情報を受け取れます。

このケースで受け取った求人は通常の求人よりも採用率が高くなる傾向があるだけでなく、求人自体が「非公開求人」であるケースも非常に高いです。

そのようなサービスを展開する転職サイトの中でも、業界最大手リクルートキャリアが展開する【 リクナビNEXT 】が、求人数・実績などを勘案して最もオススメ出来ます。

 

転職サイトに限っては、ここだけの利用で問題ありません。

 

良質転職エージェント3選

筆者が最も良質だと考える 3社の転職エージェンを下記に示します。

 

リクルートエージェント
特徴 転職サイトの「リクナビNEXT」同様、業界最大手リクルートキャリアが運営する転職エージェント。求人数は、25万件以上。その内の約9割が非公開求人というとんでもない求人数を扱う転職エージェントで、必ず利用の検討をするべきエージェントだと言える。
求職者が求める職場がここにないという方が稀。

但し、リクルートエージェントは、ノルマが厳しいことで有名であることも理由の一つと考えられるが、エージェントによっては、やや強引に転職させようとする人がいる可能性は比較的高い。口車に乗せられて転職することがないように自分をしっかりと持っておくことも必要。
オススメの層 全ての求職者
総合オススメ度
4.8
  
リンク  

 

マイナビエージェント
特徴 ここも業界最大手の一つ。
求人数はリクルートエージェントや doda よりも見劣りする 25,000件強 というところ(内20,000件ほどが非公開求人)。
求人数は上記の通り見劣りするが、マイナビエージェントは「エージェントの対応が良い」という一定の評判がある。求人の数より、「エージェントの質」という点で、利用する価値が大いにある転職エージェントであると考える。
オススメの層 20歳代~30歳代に強い。第二新卒に定評あり。
女性エージェントも多数在籍し、女性求職者にも人気。
総合オススメ度
4.5
リンク (準備中)  

 

dodaエージェント
特徴 ここはリクルートエージェントに次ぐ業界第2位の大手。
求人数は100,000万件以上、その内の8割が非公開求人という大きな規模を誇る。
転職エージェント系ではめずらしい、転職サイトとの一体型の転職支援サービスを行っており、スカウト機能もあるため、「リクナビNEXT+リクルートエージェント」の利用と同等のサービスを受けられる。IT系業種に強いと言われたりするが、筆者の感覚では特にITに強いという感じはなく、オールラウンドな業種で利用出来るエージェントだと判断している。
オススメの層 全ての求職者
総合オススメ度
4
リンク (準備中)  

 

数ある転職エージェントの中でも上記3エージェントを最もオススメします。

 

本気の転職活動は間違いなく転職エージェントを利用したいところだと思います。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか??

 

年代別で見てみると更に、ご自分が置かれているレベルというものの把握が容易になります。

大事なのは、この情報を得てどうするか? ということ だと思います。

 

何もしない。これも一つでしょうが、将来のことを考えたときに、この結果に危機感を覚えて、転職する。こういう方もいらっしゃるでしょうし、その選択は常に頭に入れて考える必要があるのかも知れません。

 

以上、うっちゃんでした。。

 

 

コメント

  1. […] 引用) http://utukabu.com/post-343/ […]

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