体外受精は今の時代 既に身近なものになっている

一服記事:「子供について」

 

体外受精と言うと、テレビの中の出来事。

なんて思ってやしませんか?

 

体外受精は子供を授かる手段として、今の時代既にかなり身近なものになっています。

 

子供が欲しくても出来ない。

という人は、体外受精も一つの手段として検討しても良いのではないでしょうか?

 

 

体外受精とは?

体外受精とは不妊治療の一環で、体外受精・顕微授精・(凍結)胚移植をまとめて「ART(生殖補助医療)」※読み:アート と呼ばれています。

 

体外受精・顕微授精

事前に採卵と採精をしておき、培精や顕微授精により、人工的に受精させる方法を言います。

ちなみに、体外受精児の約60%ほどが、顕微授精児であると言われています。

 

受精率が高いのは顕微授精となりますので、特に女性が比較的高齢であれば、この顕微授精を勧められることが多く、また不妊治療のカップルも顕微授精を希望される人が多いという事実があります。

 

胚移植

受精卵を子宮に戻すことを「胚移植」と言います。

通常は 4~8細胞期に子宮に戻すことになります。(概ね採卵後 2~3日後)

この所要時間は 10分も掛からないくらいで痛みもほとんどないのが特徴の一つです。

 

余った胚は凍結保存しておくことも可能で、仮に一回目の胚移植が失敗した場合、凍結した胚を利用することも可能になります。

 

体外受精は今の時代 既に身近なものになっている

日本産科婦人科学会の公表資料によると、2016年に体外受精により出生した児は、延べ 54,110人に上ったということです。

一方で、2016年に出生した児は、976,978人ですから、約 18人に 1人が体外受精により生まれた子供ということになります。

つまり、小学校(2019年現在はまだ小学生ではないが)のクラスに 2人程度は体外受精により生まれたという確率です。

 

これは、冒頭の「テレビの中の出来事」とは全く違って、かなり身近な出来事だと感じませんか?

近所のショッピングモールの子供の遊び場へ行けば多くの子供が遊んでいますが、その内の何十人もの子供が体外受精により出生したと事実が隠れているという日がもうそこにある訳です。

 

筆者がなぜあえてこんなことを言うのか?と言えば、不妊治療を躊躇っている人がいれば、「そんな悩みをしているくらいなら、不妊治療を受けたらどうですか?」と背中を押してあげたいからです。

だって、体外受精はみんなやっている普通のことになっていて、決してあなただけではないのですから。

人は「みんなやっている。」と思えば勇気が沸いてくる生き物です。

みんなやっていると知れば、きっとあなたも少し心が楽になりませんか?

 

下表は、体外受精で生まれた児の人数の年別推移グラフになります。

 

体外受精での出生児数年別推移グラフ

日本産科婦人科学会公表資料(一部)-体外受精での出生児数年別推移グラフ

 

 

ART費用について

「体外受精などの ART はやってもいい。」

と決心したとしても、次に不安になるのがその費用はどの程度掛かるのか?ということでしょう。

 

ART は保険診療の適用外です。

つまり、全額自費で行わなければいけない理不尽な診療になります。

この費用は病院により様々でありますので、実際に受けたいとなれば、その診療を受ける病院に直接確認しなければ正確な費用は算出出来ませんが、大体の目安として、40万円以上は最低かかると考えておかなければならないでしょう。

 

体外受精や顕微授精などの不妊治療は助成金制度があるので活用しよう

体外受精や顕微授精は特定不妊治療と分類され、特定不妊治療費助成の対象となります。

初めて助成金を申請する人は最大 30万円、2回目以降の助成金も最大 25万円を受け取ることが可能です。(※東京都の場合)

 

これらの不妊治療は高額になりますので、このよう行政の助けは是非頂きながら臨みましょう。

ただ、助成を受けられるのは、体外受精や顕微授精に効果があると期待される 42歳以下の妻を持つ夫婦に限られます。(これはおそらくどこの自治体でも同じだと思います。)

また、助成を受けられる回数も決まっていますので、これら条件や金額は自分が住む管轄の役所に問い合わせてみてください。

 

下記は東京都の特定不妊治療助成制度の該当ホームページになります。参考にリンクを貼っておきます。

 

東京都特定不妊治療費助成の概要

 

最後に・・・

この記事で伝えたいことは、体外受精は今や普通に行われる不妊治療であり、決してハナから敬遠する治療法ではない、ということです。

行政の金銭的支援もありますので、悩むならば早い内にお医者さんへ相談しましょう。

 

以上、うっちゃんでした。。

 

 

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